社会経済委員会の報告 その2
今日の砂川は除雪車も出動し、家の前の「雪はね」からです。
昨日開かれた社会経済委員会の報告の続きです。
〈建設部〉
★降雪量と積雪量について
1月15日現在の降雪量、積雪量をまとめた表です。
左が降雪量、右は積雪量です。雪が降った量としては昨年より少し多く、積もった量としては昨年の半分となっています。積雪量が少ないのは12月初旬に雨が降り、積雪ゼロになった時があるかららしいです。
早朝除雪の出動回数ですが、今年はこれまでで13回。去年が同期で15回との報告かありました。また、一斉排雪ですが、この時期はいつ一斉排雪が入るのだろうと気になる時ですが、今のところ排雪については市の直営で作業をしていて、積雪量からして一斉排雪の予定は現在のところ無いとのこと。
★JR砂川駅設備改善事業について
何と委員会の朝の道新にこの関係で記事が掲載されていて少々驚きました。
市長の新年交礼会での突然の話の経過を昨日の委員会で担当から説明されました。
砂川駅のバリアフリー化は善岡市長の前からズーと要望されていた懸案事項です。そして、駅構内のエレベーター設置の要望に関して、JRも重い腰を上げ、図面の作成など平成28年度に検討されました。
この図面などの件は私のHPで「砂川駅のバリアフリー化等について」をご覧ください。
その後の経過が昨日説明されました。
『その後、管理面のほか、プラットフォーム内の電気・通信ケーブル等の支障物件の移転等の協議を進めておりましたが、昨年11月、JR北海道より北海道新幹線札幌延伸事業や北海道ボールパークの開業に伴う北広島駅改修事業等の対応等により、JR北海道の作業が停滞している状況に加え、本年から新幹線の札幌延伸に伴う札幌駅の改修工事に着手することなどから、砂川駅構内のエレベーター設置事業の着手予定が北海道新幹線札幌延伸後の令和13年以降の見込みであるとの報告を受けた』とのこと。
そのため、市としてはこのまま静観しているのではなく、エレベーター設置案の他に、現在旅客列車が走っていない1番線の廃止などを含め、駅東側からのホームへアクセスなど、新たな案の検討をJR北海道へ働き掛けようとしているとの説明でした。
昨日の委員会で議員側からの質問はここに集中しました。
- 1番線の廃止や駅東口の設置などはJR北海道に打診前である
- 駅東口改札の位置や可能性もまったく未知数である
- 期成会については今後JR北海道と協議をした後に設置するかどうか検討する
新しい案については、まだまだ構想段階であることが分かりました。また、この新しい案についても敷地や線路など、全てがJR北海道のものであるので、設計・工事はJR関連企業の手によるものになると思われます。従って、この新しい案が可能となっても工事の着手はエレベーターの設置と同じように10年も先になるのではないかとも思われます。
昔の古い砂川町の市街図を見ました。昭和5年に作成されたものです。
砂川停車場を中心に南北に2枚を掲載しましたが、市内に何本も線路が敷かれていたのですネ。
新年交礼会の市長の挨拶以来、マスコミ報道が続いています。私が気になるのが「1番線」の呼び方で「副本線」と書かれています。副本線とは函館本線の副線という意味に取れます。
昔の市街図を見てなのですが、1番線はすでに廃線になっている「歌志内線」の残った線路なのではないかと思うのです。
また、JR北海道が設計したエレベータの図面では1番線の呼び名が「待避線」と書かれています。副本線とはだいぶ意味合いが違うのではないかと思います。
いずれにしても、中空知の中核病院もあり、砂川駅のバリアフリー化は大きな課題です。とにかく一日でも早い実現を望みたいです。
ちょっと長くなりましたので、1月の社会経済委員会報告はここまでとします。