市立病院「紹介状のない初診料」を値上げ

以前、プレス空知、道新で報道された市立病院での紹介状を持たない初診の選定療養費(初診料)が3,500円に値上げされることが話題になっています。

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その理由はプレス空知が市立病院小熊事業管理者へインタビューした時の記事が分かりやすいので紹介します。

来年1月1日から内科と循環器科に限りますが、紹介状を持たない新患の場合、これまで1,080円(税込み)だった初診料は3,780円に上がります。

この件について、やはり市民の皆さんに大変な話題になっていまして、『内科医が来なくなったら大変だから仕方ない』と言う声もありますが、『市内のお医者さんが高齢化などで少なくなってきている時にどうするの』とかいろいろなご意見を聞きます。

これから紹介するのは今回の初診料見直しに関する資料の一部です。

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砂川市立病院は中空知の高度医療を担うセンター病院であると共に、砂川市民の大切な「お医者さん」でもあるのです。

昔から何かあったら「市立病院へ」と信頼されてきました。都会の病院のように専門科に特化した病院や紹介状を持たない患者は断わるようなわけにはいきません。

しかし、このままでは内科医の過重労働のため、最悪、内科医が来なくなってしまう心配もあります。砂川市民としては辛いところですが、地域全体の事も考えながら、軽症と思われる時には、まず近くのかかりつけ医にかかるようにしながら、われらの砂川市立病院を大切に守っていきたいと思います。