砂川高校の大規模改造(改修)
6月議会が終わりましたが、私が一般質問した「砂川高校の大規模改造」について少し詳しく報告します。(道教委は大規模改造と呼びますが、ここからは改修と書きます)
私は平成26年3月議会の一般質問で「砂川高校の大規模改修について」を取り上げました。道教委ではこれまで高校の改修については建設後20年目と35年目をめどに改修工事を行って来ました。
昭和55年に砂川南高校として建築された「砂川高校」は平成25年が道教委の計画で大規模改修を行う予定だったので質問をしたのです。
それから5年間経っても何の音沙汰も無く、何となく道教委施設課のHPを見て驚きました。何と!砂川高校の大規模改修の実施設計は昨年入札され、今年度は「砂川高校の大規模改造校舎工事(一期)」と書かれているではありませんか。そこで一般質問をしました。
上の写真は質問後、砂川高校で撮ったものですが、ご覧のように生徒玄関のタイルはかなり剥がれ、壁は一部崩れています。
〈今年度の大規模改修の詳細〉
6月議会、私の一般質問に対する市教委の答弁から。まず、市教委は平成29年2月には大規模改修に対する実施設計が行われる情報は得ていたが、概要であり事業費も確定していなかったので、議会には報告をしなかったとのこと。
また、今年6月11日に入札が執行され今年度の工事内容が確定したため7月の総務文教委員会で報告しようと考えていたとの答弁は全く理解出来ません。
今年度の大規模改修の内容は、既存校舎改修工事として「校舎の屋上防水シートの張り替え」、「外壁に含まれているとみられるアスベストの除去」、「外壁のクラックの補修や塗装」、「窓枠やドアー枠の錆止めなど外部建具の修理」など外部改修工事が1億5,360万円(落札額)の事業費で行われる。
校舎内部の大型改修事業については事業費は公表出来ないが、教育環境の改善、建物の耐久性の向上など長寿命化を図る内容になると考えられるそうです。
さらに、今年度は体育施設の改修の実施設計が行われる予定ですが、答弁によると「武道場」だそうです。
〈校舎内部の大規模改修〉
私が以前から気になっている点は内部の改修です。そもそもが市内に2つあった道立高校を統合する際、新しい統合校を建設するべきが私の主張でした。しかし、残念ながら普通科高校であった南高校をそのまま使用して道立高校では初めての「単位制」にしたのです。
当時、総務文教委員長であった私は、同じく単位制であった「札幌市立旭丘高等学校」に総務文教委員会と教育委員の皆さんと一緒に行政視察を行いました。
見てビックリです。単位制はホームルームを持ちません。高校生が自分で卒業までの必要な単位を選択する仕組みで自由度は高いですが、その分、自分を管理する必要性が高くなるのです。
旭丘高校に自分の荷物を入れる個別のロッカーが設置してあったり、生徒同士がコミュニケーションを図る場所(生徒ホールやラウンジ)が各所に設置してあったり、都会の大学のような雰囲気でした。
さて、来年度行なわれると答弁のあった内部大規模改修ですが、私が『単位制の特色を生かすための改修が必要だと思うが?』と質問した点について
砂川高校が道教委に対して独自要望を出していると答えています。その内容の一部は
- 教室の間仕切り
- 個別面談ができる教室
- 生徒が交流できるスペース
だそうですが、砂川高校と市教委のコミュニケーションはないのでしょうか。道の施設だし、道教委のことだから砂川市は関わらないでよいのでしょうか。
決してそうではありません。新年度予算で576万円の砂川高校への支援を議会も認めています。
南北高校が統合して単位制の砂川高校が開校したのは平成16年。当時は3学年で16クラス、528人の生徒が通っていました。平成30年の今、9クラス、312人に激減しています。
単位制としてスタートした当時より校舎全体に余裕が出ていると思うのです。来年の大規模改修を控えて、これから入学しようと思っている子ども達に砂川高校の魅力を発信できるチャンスでもあります。
道教委が6月5日に公表した公立高配置計画案では砂川も含まれる「空知北学区」で滝川高校を2021年に1学級減とする内容が示されたと書かれていました。
先を思うと「砂川高校」の北学区での役割が重要になると思います。砂川で唯一の高等学校を大切にしなければなりません。そのためには道教委に任せるだけではなく、地元の真剣な声を上げて行くべきだと思います。