砂川高校がピンチ その2

  募集人員 出願者数 出願-募集 倍率 昨年の倍率
滝川  普通科 200 201 1 1.0 1.1
砂川  普通科 160 91 -69 0.6 1.0
芦別  普通科 120 124 24 1.0 1.0
滝川西 普通科 120 101 -19 0.8 0.9
小  計 600 517 -83    
滝川 理数 40 41 1 1.0 1.1
新十津川農業 農業・生活 40 49 9 1.2 1
滝川工業 電子機械 40 61 21 1.5 0.8
滝川工業 電   気 40 11 -29 0.3 0.7
奈井江商業 情報処理 40 54 14 1.4 0.1
滝川西 会計ビジネス  80 90 10 1.1 1.1
滝川西 情報ビジネス 80 85 5 1.1 1.1
小  計 360 391 31    
北学区 合計 960 908 -52    

 

上の表は昨日、道教委から発表された「公立高入試 当初出願状況」の「空知北学区」のみを作成しました。

砂川高校の出願者の減は非常に大きいのが分かります。中学の卒業生が募集人員より52名少なくなったのと伴い、普通科は-83人、職業科は+31の結果でした。

報道各社の分析では、奈井江商業が昨年80人の定員のところ、9人しか当初出願がなかった危機感から就学支援を充実させたことが功を奏したと報じられています。

地方の経済状況からすると、奈井江商業に対する、

  • 入学生全員に制服とジャージをプレゼント
  • 町内入学生に入学支援金を20万円
  • 町外入学生に入学支援金を10万円と通学費を全額助成
  • 遠方からの入学生に寮を用意

など奈井江町が独自に打ち出した支援策が大きかったのかもしれません。

調べてみると、砂川と同じ学区内の新十津川農業高校も「1万円を超える通学定期代の補助」、「下宿生に対する補助(月3万円)」、「昼食は学校給食(320円/1食)」など支援制度があります。

また、芦別高校(普通科)でも「通学距離」が片道6㎞以上の場合、定期代全額補助」、「各種検定試験料の二分の一を助成」などの支援を行っていました。

それぞれの就学支援は各自治体が予算をとって実施しています。砂川市でもサテライト授業への補助として140万円余の予算計上はしていますが、功を奏さなかったのかもしれません。

<今後、砂川高校の出願者数が増えるには・・・>

昨晩までは2月3日まで「出願の変更」があるから、定員オーバーの受験生が砂川高に変更するのではないかと考えていましたが、道教委の要項を見ると「出願変更」には条件があることが分かりました。

  • 普通科へ出願の場合は、他の高校の普通科または総合学科に1回変更ができる。
  • 普通科以外に出願の場合は、他の高校の「大学科(農業・工業・商業など職業科)」又は「総合学科(空知学区では美唄尚栄高校)」に1回だけ出願の変更ができる。

とありました。つまり、奈井江商業高校(商業科)に出願した受験生が砂川高校(普通科)に出願を変更することはできないということです。

砂川高校は全日制普通科の単位制高校ですから、今回のように職業科に人気が偏った場合、出願の変更は期待ができず、1次募集の合格発表の3月17日以降、3月20日~23日まで受け付けの「第2次募集」に期待をするしかないのではと心配しています。