おぐろ 弘 市議会だより「第95号」(平成30年12月)

12月定例議会は、10日から12日までの三日間でした。一般質問は7名で、今議会の傍聴者数は10日9名、11日7名、12日6名の合計22名でした。

少しずつですが、傍聴される方が増えてきてうれしいです。

「JR砂川駅に〈待合室〉設置!」

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上の写真はJR砂川駅の札幌方面行きのホームです。冬期間になると冷たい風に吹きさらしの中、列車を待つのが大変でした。

今議会で、『JR砂川駅「待合室」設置工事負担金・・・6812千円』が可決されました。この工事は来年度分と合わせて1,702万8千円の工事費となります。

設置される場所は、左の写真のベンチの位置に幅1m95㎝、長さ3m66㎝の風除室(待合室)が、早ければ来年7月頃までに完成する予定です。これまでも多くの皆さんから要望されていた待合室が出来るようになって良かったです。

★中央バス「焼山線」の収支不足額補償金 ・・・ 868万8千円

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中央バス「焼山線」は砂川市立病院前から国道12号線、晴見町内会の側を通り、歌志内まで行く路線バスです。この路線はJR歌志内線廃止に伴って運行されました。平成18年に「北海道砂川北高等学校」が閉校になるまで、生徒さん達が利用してにぎやかな路線バスでした。

最近では、利用者が少なくなり収支不足額が増加しているため、来年3月か9月には廃止になる方向性が歌志内市、砂川市共に打ち出されています。

★市立病院の医師の定年が延長されます。

市立病院の医師の安定的な確保を図るため、定年が65歳から67歳に延長されます。今回の延長により7名の医師がその対象になります。

「私の一般質問より」

【災害時における対応について】

9月6日午前3時7分、北海道の広い範囲で地震があり、胆振管内厚真町で震度7、砂川市では震度4を記録し、全道全域で停電が発生しました。

現在も余震は続き、再びブラックアウトが起こる可能性もあるなか、9月6日からの状況を振り返り、今後の災害時における万全の備えをしなければならないと考え質問しました。

(1) 当初、電話が通じなかった理由は?

電話交換機が停電で使用不能になり予備電源を入れたが機能しなかった。また、交換機の切り替えはNTTとの連絡が必要で、早朝だったためできなかったとのこと。

(2) 広報車がうまく機能しなかったように思うがなぜか?

広報車をゆっくり走らせたり、停まって放送したりしたが、スピーカーのサイズが小さくてボリュームが大きく出なかったのが反省点との答えでした。

(3) 町内会との連携についてはどうだったのか?

地震での被害はなかったため、町内会への連絡はしていない。しかし、今後は町内会長の携帯電話を利用することも考えたいと話しました。

〈私の考え〉

胆振東部地震とその後の広域停電によって砂川市内にも大きな混乱が起こりました。そのような時、行政からの情報は非常に大切です。今回不十分であった点を改善してもらうことはもちろんですが、町内会との連携も日常的に深めることで災害弱者への対応や行政情報の伝達がスムーズになると思います。

私からの一言

いよいよ、来年4月には市議会議員選挙が行われます。議員定数を1名減とし、新人立候補の報道もされました。

今議会の一般質問は7名でしたが、質問する議員が固定化する傾向にあります。市民の皆さんの声を議会や市政に反映するためには議員の質問・質疑が一番大切なことは言うまでもありません。

私は議員になってから6期24年、定例議会での一般質問を一度も欠かさずに行って来ました。これからも、しっかり発言していきます。