声を掛けづらい世の中に
写真は今日の午後です。天気も良く日中はプラスの気温で国道12号線も雪が解けています。しかし、昨日は寒く、吹雪の状態でした。
そんな中、用事をたしに国道12号線を車で走っている時、ふと反対車線のバス停を見ると赤ちゃんを前抱っこしている若いママさんが寒そうにバスを待っていました。待合所もないバス停です。
ふと、娘と孫の姿が頭に浮かびました。『早くバスが来れば良いのに・・・』と思いながら通り過ぎました。用が済んで戻るため同じバス停の側を通ると、先ほどの若いママさんがまだバスを待っています。
私は一瞬迷いながらも思わず車を停めて、『怪しい者ではありません。とても寒そうだし、赤ちゃんもいるし、どこまで行くのですか?もし良かったら車に乗りませんか』と声を掛けました。
若いママさんは一瞬怪訝そうな表情を見せましたが、私を信じてくれたのか車に乗り、いろいろ話しながら自宅付近まで送ることができました。
しかし、後で考えると、若いママさんが断っても不思議ではありません。私が怪しい人物かどうか証明するものは無いから。
子どもや若い女性に対する車での事件が多発している今、私が見るからにおじいちゃんだったので乗ってくれたんだと思います。降りる時は寒いのに私が車を動かすまでずーと見送ってくれました。
まだ車を運転できる私にとって、真冬の吹雪いている時でも外出はそう気になりません。しかし、免許も無い子育て中のママさんにとって、赤ちゃんとの外出は本当に大変なことだと思い知らされました。
私にとっては帰る方向も一緒だし、市内なら大した時間でもないし、特別なことではないと思ったことですが、考えてみれば声を掛けづらい世の中になってしまったものです。
昨日の出来事が普通にできる世の中になってほしいです。