議会だより 第55号(2008年12月議会)
平成20年12月定例議会は8日から10日までの3日間開催されましたが、傍聴の方がとても少なくて、寂しい議会となりました。今回は8人の議員が一般質問を行いました。
修正案を出すが、否決される
これまでの中空知広域市町村圏組合の規約では、基金の取り崩しは解散の時しかできなかったのですが、今回、提出された議案は、財政再生団体となるおそれがある場合、出資している額を上限に処分できるとするものでした。
基金は市町村圏組合を構成する市町が、一定の割合で出資した9億円(砂川市は約8千万円)と道の出資した1億円で作られています。しかし、運用にあたり4億円はすぐ売って現金化できる国債ですが、6億円はユーロ債のため、円高の現在では、売れば損失が出てしまうので現金化ができません。
早く取り崩した自治体が「早い者勝ち」になる事は許されることではありません。しかし、困っている自治体があれば基金の取り崩しも止むを得ません。そこで、4億円を出資した割合で構成する市町が取り崩せる「修正案」を出しました。良い案だと思ったのですが、採決の結果、修正案に賛成は5人、反対は8人で否決されました。
12月定例議会の報告
☆産科医療補償制度に合わせて、国保の出産育児一時金が35万円から38万円になります。
☆安心住まいる助成条例(住宅改修や住宅建設・購入への助成)が平成24年3月まで延長されました。
☆住宅建設や購入の助成制度が適用になる区域が、ホーマックから生協まで拡大されました。
☆福祉灯油助成事業が行われます。助成の額は1世帯7千円で、生活保護を受けている方を除き、母子世帯、70歳以上の高齢者世帯、重度身体障害者世帯で市民税の非課税世帯が対象となります。
☆新病院建設の敷地が市の所有でしたので、市立病院が約3.8億円で買収します。
☆砂川消防署のポンプ車を買い換える予定でしたが、国の補助金が取れなかったため、来年度の更新となります。
☆小中学校の老朽化した石油ストーブの内、砂川小30台、空知太小10台、石山中13台をほぼ全額、国の補助金で交換します。
私の一般質問より
<砂川市の農業について>
(質問)
今年も、食品の安全・表示に関する悪質な偽装や有害物質の混入、事故米問題など「食の安全」を揺るがす事件や事故が多発しています。
そのような中では、特に農作物について生産者の顔が見える「地産地消」を始め、砂川市の農業を大切にしなければならないと考えます。しかし、砂川市の農業従事者の高齢化が進んでいるのではないかと心配しています。そこで、農業従事者の年齢構成や高齢化対策について聞きました。
(答え)
高齢化対策は、各集落の高齢者が農作業を続けることができない場合、国が推進する営農集団や農業生産法人による共同作業を委託する方法と、農作業受委託又は農地の賃貸借による手法で行っている。
また、新規就農者の受け入れ状況は、7名が既に就農しており、研修生は現在2名で合計9名。中空知管内の市町村と比較すると、滝川市1名、奈井江町2名、浦臼町1名で、管内では砂川市が新規就農者の受け入れ実績が1番高い状況になっている。
(私の思い)
私は、この答を聞いて、砂川の農業も捨てたもんじゃないと思いました。このこと以外にも低農薬や有機栽培をしている方々もいますし、トマトの出荷額は5億円に近づこうともしています。
特に新規就農はまさに移住定住であり、近隣の街と比較して群を抜いています。それには理由があって、新規就農しやすい環境が整っているからです。
ただ、市民には砂川の特色ある農業からの発信が少ないので、改善を望みました。
<病院通りのロードヒーティングについて>
病院通り(市道北2丁目通り)は国道からバスターミナルを通って市立病院、市役所と続く道です。新病院建設や民間の事業展開で、今後、砂川市のメイン通りとなる道路です。しかし、冬は駅やバスターミナルから歩く人達にとっては、ツルツル路面で、特に高齢の皆さんは大変な姿をよく見かけています。
そこで、何とか歩道や道路を整備してもらうため、度々、一般質問を行っています。今回、副市長は、歩道のロードヒーティングについて、『民間も維持費の負担をしてもらう事を条件に第6期総合計画に盛り込む』と答弁しました。