品川区立「品川学園」

9月の下旬に東京に行く機会があり、その時、義務教育学校の「品川区立品川学園」に行って来ました。

京浜急行線の新馬場駅から歩いてすぐの都会のど真ん中の義務教育学校ですが、アポなしで行ったので外から見るって感じでした。

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事前のインターネット検索によると、平成19年2月に区立品川小学校と区立城南中学校を小中一貫校とする構想が決定され、平成23年3月に校舎完成。同年4月から開校されました。

また、平成28年4月から義務教育学校として開校されています。

平成31年度の学級数は1年4クラス、2年4クラス、3年4クラス、4年4クラス、5年3クラス、6年4クラス、7年4クラス、8年3クラス、9年3クラス。

砂川市の小中の学級数と比較しても、比べ物にならないというほど大規模校ではないので見に行きました。

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東京の真ん中によくこんなに大きな敷地が取れたものだと思うほどです。この学校を上から見てみます。

品川学園

Googleマップでみるとこんな感じ。区立の保育園と温水プール棟が隣接し、道路を挟んで繋がっています。また、グランドもかなり広く、第1グランドの他にサッカーコートが取れる第2グランド、低学年用のグランドもあるようです。

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上左の写真の道路を挟んで左側がバスケットコートが3面の体育館。右側は区立保育園と一般も利用できる温水プール棟です。

これもインターネット情報ですが、1、2、3、4年ブロックは基礎基本の習得・定着ということで「しつける(寺子屋的指導)」。5、6、7年ブロックは基礎基本の徹底で「習慣付ける(道場的指導)」、8、9年ブロックは個性・能力の伸長で「発展させる(私塾的指導)」をブロックごとの指導目標としているようです。

小中一貫教育や義務教育学校の何たるかを知ることは出来ませんでしたが、学校施設としても相当大きな敷地面積が必要な事だけは分かりました。

現在、砂川市でも小中学校適正配置計画を作るために検討委員会で議論が行われています。その中で、現状、5つの小学校を1校に。2つの中学校を1校に、さらに小中一貫教育の小中を一つにする「義務教育学校」への方向が強まっているように感じます。

検討委員会の会議録を読んでいると結論をあまりに急いでいるように思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか・・・。