3月議会5日目

午前10時から総括質疑が行われました。

私も令和2年度一般会計予算について総括質疑をしました。私の前に多比良、辻議員が行いましたので重複するところはなるべく避けて、質疑回数3回のところ1回目で2回目に予定していた内容を話すなど、臨機応変でけっこう疲れました。

また、第2予算審査特別委員会では質疑をする議員が少ないので、予想より早く進んでいます。これからも議案精査するので、今日の更新は私の総括質疑の原稿をそのまま掲載します。

〈私の総括質疑〉

議案第7号 総括質疑

1. 新型コロナウイルスの感染拡大により、先週における日経平均株価は大暴落し日本企業全体で180兆円の損失が出たと言われています。また、東京オリンピックの延長もささやかれ始めています。日本経済の減速感が強まり、経済の先行きが見えません。

そのような中、政府は4月に緊急経済対策をまとめると報じられ、その額はリーマンショック時の15兆4千億円を超えるといわれています。

国の令和2年度予算の歳入は102兆円を超え、その内、借金である新規国債発行額は32兆5千億円という厳しい予算編成です。それに加え多額の緊急経済対策費となれば、収支のバランスを取るため「令和2年度地方財政計画」の変更を余儀なくされるのではないかと思われ、砂川市の令和2年度一般会計を順調に執行できるのか心配です。そこで以下について伺います。

(1) 歳入について、新型コロナウイルスの影響が長期化すると地方交付税、国庫支出金、市債などに調整が入るのではないかと心配しますが、その点について

(2) 歳出について、予算編成段階では全くこのような事態は想定されていなかったと思います。

しかし、新型コロナウイルスの影響は地元企業、特に飲食・物販業界は大変な状況になっていると聞いています。砂川市でも独自の緊急経済対策が必要だと考えますが、その考えについて

(3) 大型事業について、令和2年度末に完成予定の市役所新庁舎が本格的な工事に入っています。もし、新庁舎建設に携わる方から新型コロナウイルス感染者が出た場合、工事はストップし、工期までに終わらない可能性が出ると思いますが、一般会計予算への影響は。

.新庁舎開庁に向けて

新庁舎は予定では令和3年5月の連休明けに供用開始と近づいています。以下について伺います。

(1) 新庁舎の窓口業務が大幅に改善される予定の「砂川方式ワンフロアーサービス」の準備は進んでいるのか。

(2) 地域包括ケアシステムの重要な位置づけである「地域包括支援センター」は、一般社団法人北海道総合在宅ケア事業団が運営する市役所とは組織形態、給与形態も違う民間団体です。新庁舎開庁とともに同じフロアーで仕事することになるが、開所時間や事務所の設置は行政財産の目的外使用となるのかなど、今後、どのようになるのか。

(3) 教育委員会が新庁舎に入るが、公民館1階の有効活用の考えは。

.JR砂川駅のバリアフリー化について

(1) エレベーター設置案はどうするのか

(2) 駅東側からホームへのアクセス案をJR側に一度でも打診したのか。また、その可能性は。

(3)市長は期成会を作って要望すると言っていたが、本当に作るのか。また、その時期は。

.小中学校の適正配置と小中一貫教育の推進について

(1) 市長は基本計画、教育長は配置計画と執行方針で述べているが、同じものか。

(2) 基本計画(配置計画)の策定と説明会の時期は。

(3)基本計画(配置計画)の策定前にパブリックコメントを実施するのか。

(4)「砂川市立小中学校適正配置計画検討委員会」の作成した提言書にある小中一貫型学校と義務教育学校は基本計画(配置計画)にも両論併記になるのか。

(5)提言書にある統合された砂川中のごく近接地に5校が統合された小学校を新設することは可能なのか。

本日の答弁で砂川市と商工会議所が本日から新型コロナウイルスによる事業所、商店に与える影響などを調査し始めました。