住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和2年1月1日現在)

総務省は今年1月1日現在の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」を公表しました。

8月7日付け道新に空知管内の内容が載っていましたので一部紹介します。

2750_0001

総務省の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和2年1月1日現在)」にリンクしますが、私も北海道の分を少し調査しました。

私が調べたのは人口動態です。まず、人口動態には自然増減数(出生者数-死亡者数)と社会増減数(転入者数-転出者数)があります。

まず、砂川市の人口動態は下の表。

人口動態

令和2年1月1日現在の砂川市の人口は16,848人。前年同月に比べると「289人」の人口減でした。

北海道全体では36,651人の人口減少が見られます。札幌市は3,856人の人口増ですが、「区」によっては人口が減少し始めてます。「清田区(-872人)」、「厚別区(-406人)」、「手稲区(-164人)」

人口動態では出生者数が死亡者数を上回ったのは「千歳市」だけでした。また、転入者数が転出者数を上回ったのは、札幌市を除いて5市10町5村だけで、空知管内では新十津川町(4人)のみ。5村は赤井川村(21人)、占冠村(111人)、猿払村(22人)、留寿都村(31人)。

結果として人口が増加した札幌市以外の自治体は江別市(595人)、千歳市(491人)、恵庭市(199人)、ニセコ町(105人)、倶知安町(250人)、壮瞥町(4人)、赤井川村(11人)、猿払村(21人)、留寿都村(23人)のみでした。

人口増と言っても江別市の595人が最高ですから、人口だけを見ると厳しい北海道の現状が見えます。