市立病院の「発熱トリアージ」について

本日の議会は令和元年度の一般会計等決算の認定に関する提案説明が行われました。総括質疑を含め午前中で終了しています。

折角、議会が早く終わったので、私が一般質問をした「発熱トリアージ」で症状があると訴えられた方々が次にどうするのかの流れを見てきました。

正面玄関前のテントで「発熱トリアージ」が行われていますが、そこで「溌熱・息苦しさ・強いだるさ等の症状」を訴えられた方は職員と共に外を通って救急外来(時間外玄関とも言います)に入ります。

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ここまでは外から見られるのですが、今日、見てきたのは中です。

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時間外玄関に行かれた皆さんも多いと思いますが、一応説明します。時間外玄関の外扉を開けると警備の人が居て、その先が救急外来です。

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私も行ったことはあるのですが、救急外来の待合室はご覧のようにビニールで仕切られていて新型コロナウイルス感染症への対応がとられています。、最大17名しか座れません。

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上の写真左側が診察室になるのですが、まず待合室に入られた方は看護師による腋での体温測定と詳しい問診を受けます。

その後は内科系の医師が輪番で診療をおこなっているそうです。

5月18日に発熱トリアージを開始以降8月31日までに、延べで1,310名の方がトリアージされ、こちらで受診されているそうですが、もちろん新型コロナウイルス感染症の方はいません。

市立病院は発熱トリアージを行うことで、発熱等の症状がある方とない方の受診動線を区分けすることにより、受診患者並びに職員が、発熱等の症状がある方と接触する機会が減るため、院内感染の防止及び不安解消に役立つと今後も続けていく方針です。

発熱トリアージを行う病院職員も大変な仕事だと思います。

また、来院する皆さんには、立体駐車場から直接院内に入れなかったり、発熱トリアージで時間を取られたりご不便を感じられることも多いと思いますが、新型コロナウイルスが終息するまでは徹底した感染防止が必要ですので、ご協力をお願い致します。

また、朝方は特に混雑する場合があるそうで、受付開始の午前8時15分より前に並ばれることがないようお願いいたします。

コロナ危機を乗り越えるためにみんなで協力し合いましょう!!