総合計画審査特別委員会が始まる

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令和3年から令和12年までの10年間、砂川市の最上位計画である「第7期総合計画」の議会審議が始まりました。

10年前の「第6期総合計画」の時は6日間をかけて審議した経過があるので、今回も4日間の日程を取っています。

しかし、質疑が少なくかなりのスピードで進んでいて、もしかすると週明けの月曜日(12日)、2日間で終わってしまうのではと思うほどです。

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会場は市役所3階の大会議室。手前は議員が座り、奥は市長をはじめ答弁する職員が座ります。質疑をする議員(委員)は左端に写っている木製の発言席に移動します。

私は今日もかなり質疑をしたのですが、詳しくは落ち着いてからにします。

質疑をするための資料を読んでいる時に気が付いたのですが、9月末の砂川市の人口は16、561人で8,809世帯です。これは大正12年の人口(16,528人)とほぼ同じ。違うのは世帯数で大正12年は3,305世帯でした。一世帯当たりの平均人員は大正12年は5人、今は1.88人と大きな違いがあります。

同じ人口規模でも行政サービスも予算規模も大きく変化していますが、今後の10年間では考えどころかもしれません。

また、「まちづくりの基本理念」の質疑の時、第7期総合計画でも「まちづくりの主役は市民」の考えを継承するとあり、本当に市民が主役と実感できると思うか疑問に感じています。

同じような質疑は9月議会の総括質疑でも行いましたが、善岡市長の答弁はありませんでしたので、改めて市長の見解を求めました。

市長曰く『私が市長になってからは、自分の目線を市民まで下した』と発言しましたが、これには私も大きく反応しました。

とても印象に残った一言だったので、この部分だけメモを取りましたが、一連の流れの中での発言なので私の受け止め方が違うかもしれません。

しかし、善岡市長なら言っても不思議はないと思いますし、この一言を普通に言えるから10年間も激務である市長という職をやってられるのかもとも思います。

「まちづくりの基本理念のもと、協働によるまちづくりを推進することで、その活動を通じて市民がまちへの愛着を深め、市民・地域・事業者・行政などがお互いの信頼関係を築き合い、連携・協力しながらまちづくりを進めます」と謳うのであれば、言ってほしくない一言でした。

「総合計画審査特別委員会」は12日(月)、13日、14日の日程予定で続きます。