当別町の「義務教育学校」建設中

当別町は人口15,676人、砂川市は16,561人。令和2年度の児童生徒数は当別町は小学生526人・中学生320人、砂川市は小学生604人、中学生371人ととてもよく似ています。

ただ、当別町は一体型の当別義務教育学校と分離型の西当別義務教育学校という二つの小中一貫教育学校を設置しますが、砂川市の配置計画では一校の義務教育学校を目指している所が違います。

その当別町で一体型義務教育学校(とうべつ学園)が建設中ということで行ってきました。

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現在ある当別小学校と当別中学校を統合し、当別中学校(上の写真)に義務教育学校を建設中。

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新校舎建設は只今杭打ち中。

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校舎側から見るとこんな感じです。

当別中 (2)

グーグルマップで見た当別中学校の全体。

当別義務教育学校

実施設計の配置図で新校舎の位置が分かりやすく書かれています。当別中の敷地面積は43,309㎡(ちなみに砂川中の敷地面積は45,898㎡)に鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)3階建ての校舎が建ちます。

「とうべつ学園」は令和4年度に開校予定の一体型義務教育学校で4・3・2年制の9年制。小学校児童数231名、中学校生徒数163名の合計394名(予想)です。

当別義務教育学校.PNG1

上のイラストは基本設計からのものですが、上手く表現されていますネ。

人口規模も児童生徒数もほぼ同じ当別町の取組みはとても参考になるのではないかと思います。

当別町教育委員会では、平成26年4月から「小中一貫教育」の研究を始め、小学校6年、中学校3年の9年を一つの塊として捉えた教育課程編成を実施、小中両教員の学校の区分にとらわれない指導の実践、地域や保護者を巻き込んでの学校運営などの課題解決に取り組みながら今日に至っているようです。

砂川市はこれからスタートラインに立とうとしています。