小中学校適正配置計画説明会(北地区コミュニティセンター)

どんより曇ったり、雨が降ったりで暗い一日でした。午後3時過ぎには車のヘッドライト点灯。

午後2時から「砂川市小中学校適正規模・適正配置計画説明会」が北地区コミュニティセンターで開かれました。参加者は私を含めて4名。

DSC_3865

コロナ禍で行われた「砂川市小中学校適正規模・適正配置計画説明会」ですが、11ヵ所で行われる最後の会場でした。私も11回参加。

いつものように質疑応答の内容を箇条書きにします。(私のメモによります)

  • スクールバスについて、原則は小学生4km、中学生6kmとあるが、あかね団地から石山中まで2kmある。また、一度、学校に集まってから乗るのか?については、原則的にはそうしているが、子ども達にあまりに不利益になるようなことは避けたい。今後、各校の(仮称)準備委員会でつめていく。
  • 部活動へのスクールバスについて、自分達で何とかすることになるのか?市からの補助金などはないのか?について、今のところ土日曜日はスクールバスは運行しないことにしているが、統合後の部活動の在り方、教師の働き方改革なども含めて検討する。
  • 石山中は部活動が少ない。統合後における部活動への環境整備は?について、中学校に関しては統合しても生徒数の減少によりクラス数が増えない可能性もあり、教員数の増がないと部活動の数を増やすことが出来るのか状況を見なければならない。
  • 小中一貫教育で中学校の不登校が減るとあるが、その実例や資料はあるのか?について平成10年~20年までの実績として不登校の減、学力の向上が見られた実例がある。
  • 生徒の立場として小中一貫教育の良さは?について、中一ギャップの解消につながる。また、最近では小学4、5年生でもギャップが出ているが、小中一貫教育で解消できる可能性がある。
  • 5小学校、2中学校が一つになるが、学校運営と地域との関係については?。学校は統一されるが、地域には子ども達が住んでいるので地域は存続する。運営協議会(コミュニティスクール)で地域と連携したい。
  • 各学校の周辺町内会が中心になって「あいさつ運動」や地域活動が行われてきた。学校が一つになるとどの様に地域活動が行われるのかイメージが湧かない。について、30年前も統廃合が行われたが、地域活動は続いてきた。また、あいさつ運動はスクールバスに乗るため元の学校に行くので、継続できると思う。
  • 小中学校の統廃合で一番のプラスは財政的なことだと思うが、削減した予算を教育の充実に使ってほしい。(要望)
  • あかね団地では最近、若い世代が住みはじめている。それは小学校が近いので住んでくれていると思う。中にはまだ適正配置のことを知らない人たちもいると思うが、今後の説明は?について、説明会は今回で終わり、これからは(仮称)準備委員会で進めていくことになる。

13ヵ所の説明会が終わり、私もいろいろなことを考え続けています。自分も30年前の小中学校の統廃合に親として参加していました。

今回の説明会で感じるのが、地域住民を対象とした4ヵ所の参加者が少なかったことです。「南コミセン8名」、「東コミセン5名」、「ゆう3名」、「北コミセン4名」でした。

その原因は何だったのでしょう。始まる時間が午後2時?地域としては子ども達を育てている世代が少ない?教育に関心が低い?

今、私が思う原因は、砂川市の「砂川市小中学校適正規模・適正配置計画」がまだ始まったばかりと言うことでしょう。

議員として聞けるのはこれからです。