ニッポンはIC後進国なの?
本日の砂川は雨が降っています。
17日の国会中継「衆議院予算委員会」をテレビ傍聴していて不安になった。
厚労省が3日、新型コロナの感染者と濃厚接触した可能性を通知するスマートフォン向けアプリ「COCOA(ココア)」のAndroid版が2020年9月下旬から接触があっても通知を出さない状態だったと発表した件に対する質問だったのですが、総理大臣も厚労大臣も「お詫び」をしていました。
そもそも「COCOA(ココア)」は、陽性になった人がアプリに登録、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用してその人と1m以内で15分以上接近した人を探し出し、通知する仕組みだが、この4か月間、Androidのユーザーがアプリをインストールしたところで、何の役にも立っていなかった。ということです。
この「COCOA」に対する費用は3億9千万円だそうです。
その関連で質問されたのが以下のアプリの件でした。
東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策として開発が進む外国人観戦客向け健康管理アプリ(上の写真)で質問がありました。
外国からの80万人の観戦客、40万人の選手団及び関係者向けのアプリだそうです。質問者は『仕様書には、このアプリを入れれば外国人が入国後、14日間の待機もしなくて良いし、ワクチン接種もしなくても良いと書かれているが?』と聞いていました。しかし、それに対するはっきりした答弁はありませんでした。
「COCOA」の件も踏まえて考えたら、『本当に大丈夫????』と思ったりします。