臨時議会でした。

午前10時から現庁舎の本会議場で最後(多分?)の臨時議会が終わりました。

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この角度の新庁舎は初めてです。4階部分は本会議場、委員会室、議員控室など「議会棟」になります。議会の総務文教委員会は4月23日(金)に視察を行います。

その後、4月25日(日)の午前10時から午後3時までの間、「新庁舎完成見学会」が行われます。

〈臨時議会の報告〉

(子育て世帯生活支援特別給付金支給事業について)

国の施策として新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、低所得のひとり親及びふたり親世帯に対し、生活支援として児童一人当たり5万円を支給する事業です。

対象者は

  1. 令和3年3月末までの児童扶養手当の受給対象の方。
  2. ひとり親で公的年金を受給しているため児童扶養手当を受給していないが、前々年の所得が同手当の支給制限限度額を下回る方。
  3. ひとり親で一定の所得があるため、児童扶養手当を受給していないが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、令和2年2月以降の所得が同手当の支給制限限度額を下回る方。
  4. ふたり親で住民税非課税の子育て世帯の児童。

全体で250世帯、対象児童数は400人を見込んでいます。

「1」の世帯は申請が不要で、児童扶養手当の支給日である5月に給付金が振り込まれます。

さらに詳細な点は、砂川市のHPや「広報すながわ」でお知らせすることになります。

(財産の取得について)

砂川市土地開発公社の所有する道央工業団地内の土地42,141㎡を3億6,470万8千円(7年間の債務負担行為)で取得する議案について、私は質疑しています。

砂川市は平成19年度から経営状況が厳しい土地開発公社の土地を毎年6,000万円ずつ買っています。私は、工業団地で大きな区画は最後だと思って質疑をしましたが、答弁では『まだ、ある』ようです。(後日、確認したいと思っています)

これまで多額の購入を砂川市が行ってきましたが、令和元年度の借入残高は10億円を超えています。そこで、この財産取得をするに当たって砂川市は土地開発公社をどのようにしようと考えているのか聞きました。

総務部長は、今回の土地取得によって、民間金融機関からの借入れは全額返済となり、その後は砂川市からの借入金7億1千万円への返済に努力してもらう趣旨の答弁をしました。

企業誘致を目指して、工業団地の第3セクターによる土地造成が全国で行われ、どの自治体も負の遺産を抱えています。

砂川市は「第3セクター等改革推進債」を借りずに、一般会計から6千万円/年ずつの土地を取得する手段を選びました。

やっと、民間金融機関からの借入残高がゼロになる目安がついてきたって感じです。