おぐろ弘市議会だより「第105号」(令和3年6月)

6月定例議会は14日から16日までの3日間開催されました。新庁舎が5月に開庁して初めての定例会で、一般質問をおこなった議員は5名でした。傍聴された方は一般質問が行われた15日が3名、16日は11名の合計で16名でした。

〈議会をインターネット中継!〉

★「砂川市議会もインターネット中継が始まりました」

小黒中継 (2)

上は一般質問中の動画の一部を切り取ったものです。

砂川市議会では、新庁舎の開庁に伴って「インターネット中継」を始めました。本会議場や予算(決算)審査特別委員会の審議状況を全て中継することで、情報の素早い伝達と議会審議の公開性を高める取り組みです。

市内にはインターネット環境が整っていない方もいらっしゃると思われますが、市議会の新しい取り組みにご理解

ください。また、機会がおありの場合はYouTubeにて「砂川市議会インターネット中継」で検索して是非、ご覧ください。

★「国民健康保険税、介護保険料」の減免について

新型コロナウイルス感染症等の影響により収入が減少した方の国民健康保険税と介護保険料を減免する特例措置が来年3月31日まで延長されます。詳細につきましては「広報すながわ」や納税納付書に同封されるお知らせをご覧ください。

★総合体育館の「トレーニングルーム」の使用料について

9月から使用が予定されている「トレーニングルーム」は、総合体育館の使用料(例えば、一般は午前中で一人150円)で使うことができます。

設置される機器は女性や高齢者にも使えるもので、専門的な資格を持つ指導員2人(地域おこし協力隊)が常駐します。

★新しい「ロータリ除雪車」が購入されます・・・5,375万7千円

雪を飛ばす大型除雪車が購入されます。さすが特殊車両なので高いですね。しかし、今回は国の補助金約1,100万円と残りは元利償還金の70%が国の交付税措置を受けられる「過疎対策事業債」を利用します。

これでロータリ除雪車が2台となり市の除雪体制が強化されます。

「私の一般質問より」

【砂川駅前地区整備について】

3月議会に引き続き「砂川駅前地区整備」について質問しました。

駅前地区に建つ施設は行政財産になりますが、そこに商工会議所や観光協会が入る場合、使用料は発生するのか。

(答) 全額公費で建設する施設であるので地方自治法上の観点から事務所貸付けの対価として一定程度の費用負担が発生する。

施設の利用についての市の考え方はすでに固まっているように思うが、基本設計の公募型プロポーザルで良いアイデアが出た場合、取り入れる考えはあるか。

(答) 6月末に業者が決定した後、市民の方々や各団体からいろいろな意見を聞きながら設計に当たっていきたい。

施設の管理・運営団体を作るための方向性について。

(答) 商工会議所や観光協会を指定管理者と想定して協議を行っている。

〈私の考え方〉

市は交流センター「ゆう」に年間6,000万円の維持管理費を払っています。駅前地区に新しい建物は出来たが、人は立ち寄らない、維持管理費だけがかかるでは困ります。市もしっかり覚悟を決め、方向を定めて進めてほしいものです。

【市役所1階の窓口業務について】

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新庁舎になってから窓口対応について「気付いてくれない」、「声が掛けづらい」、「無視された」、「敷居が高くなった」などの声が私の所に寄せられています。

原因としては、職員の机が窓口から見て横向きに並んでいることだと思います。また、フロアー案内板も入って正面の右横にあるので気付きづらい上、窓口の番号と案内板の課、係名がリンクしていなかったり、改善するところが多いと思い質問しました。

答弁に立った副市長は『開庁から一ヵ月以上が経過しましたが、窓口の部分や各階の職員が気付いてくれないとの話も聞き反省しています。庁舎が新しくなっただけではなく、対応も良くなったと言われるよう周知を図り指導をしていきます。』と話しました。

副市長の答弁通り、一日も早く改善され市民サービスの向上が図られるよう望みます。

「私の一言」

新庁舎の本会議場は旧庁舎と比べ傍聴席が間近で席数も少なくなり、かなりコンパクトになりました。コロナ禍に開庁したこともありアクリルパネルが各所に見られる他、インターネット中継も開始されるなどこれまで104回行ってきた一般質問とは様子が違いましたが、私はいつも通りに質問・質疑を行うことができました。

これからも活発な議員活動を続けていきます!!