第2回 「砂川市立小中学校統合準備委員会」の傍聴 その1

久し振りの雨が降りました(午前9時頃には上がりました)。しばらく雨が降らなかったので農家さんにとっては良い雨だったのではと思われます。

昨晩(1日)午後6時から小中学校統合準備委員会が市役所2階大会議室で行なわれ傍聴に行きました。

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昨日は、教育委員会が突然(?)、小中学校の統合時期を1年前倒し、令和8年には「義務教育学校」を開校すると発表してから初の委員会でしたので注目していました。

冒頭、中学校のPTA会長さんから『市教委の発表は急で驚いた。アンケートを取った後だと思っていたが、もっと慎重であっても良かったのではないか』。また、『これで、1年9ヵ月後には中学校の統合となり、どんな検討をすれば良いのか分からないままで、戸惑っている』との発言が続きました。

※私もそう思いました。統合準備委員会の顔合わせが終わってすぐの事態急変ですから当然です。

〈統合の1年前倒しと義務教育学校決定の市教委の報告〉

昨日、報告された「決定に至る主な確認事項」によると

・各小中学校PTAから、基本計画に対する同意書を得ており計画推進について合意形成が図られた。

・スクールバスの調達について、発注から納車まで1年半から2年程度を要したものが、現状、コロナ禍では半年程度で可能となる。

・一般的には、新校建設まで基本構想1年、基本設計1年、実施設計1年、工事2年の計5年を要するものとされているのが、基本構想・基本計画の段階では業務期間の短縮が可能である。

ということでした。

※色々なご意見が出ていましたが、統合時期が1年早まることで、『来年度2学期中には中学校の統合に関する事項が決まっていないと厳しい』との校長先生の発言が重たく感じられました。

※こうなってくると、昨晩も意見が出ていましたが、「時間がないから急がなくちゃ!」となるのがいつものパターンですし、計画を進める側としては常套手段。

※砂川中学校、石山中学校の統合が対等統合なのか、砂中への吸収統合なのか。制服は、校章、校旗、校歌などなどはどうするか。

両校の資料が提出されています。

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中学校の統合だけでも時間が無くなってしまいました。だだ、統合時期を1年早めたのは砂川市教育委員会ですから、保護者の声で元に戻すことも勿論できることです。

建設に入ったら後には戻れない、砂川の子ども達の将来の教育のことです。十分な議論をして頂きたいと思っています。

明日に続きます。