「砂川市立小中学校統合準備委員会」の傍聴 その2
昨晩、市の職員が我が家を訪れて、「ヒグマの目撃情報」のチラシを持ってきました。早速、今朝班長さんに各戸配布をお願いしています。
クマの目撃情報は7月2日(金)午後7時25分頃、東地区コミュニティセンター横の道々を西から東に横切った体長約1mのクマだったそうです。
〈第2回 砂川市立小中学校統合準備委員会の傍聴〉
7月1日(木)午後6時から開かれた準備委員会ですが、前回と違った角度の写真です。
この日の傍聴者は6名(内報道2名)プラス小学生1名でした。
さて、小中学校の統合を1年前倒しにする決定を市教委が行なった結果、以下のように直接影響を受ける子ども達も1年前倒しになります。
中学校の統合の影響は今の小学校5年生が中学生になる時、受けることになります。
※令和8年度には市教委が「義務教育学校」を決定していますので、小1~中3の呼び名はなくなりますネ。
上の表は、市教委が今後実施するアンケート調査の資料から取ったものですが、アンケートの対象は小学5年生から中学1年生の児童・生徒及び保護者に記述式で行なうようです。
アンケートの原案は
- 統合するにあたり、不安に思うことを教えてください。
- 統合するにあたり、期待していることは何ですか。
- 統合するにあたり、疑問に思うこと、知りたいことを教えてください。
- 統合する前に、取り組んでほしいことはありますか。
- その他統合について、ご意見がございましたらご記入願います。
7月16日がアンケートの締め切りで、全てが大忙しな感じです。こちらについても、多くのご意見が委員さんから出ていますので、内容が変わるかもしれません。
(スクールバスの導入について)
統合準備委員会では中学校統合時における「スクールバスの導入について」も説明がありました。
中学校統合時(令和5年)について、スクールバスの対象者は「石山中学校区の全生徒のみを対象とする」とあります。
※この意味をどう解釈するのか、なかなか難しい。小学校統合時には「中学校を含め、距離基準を用いて新たに設定」とあるからです。
上の写真は令和5年度の石山中生徒数を住所別に振り分けて「スクールバスの運行経路」をシュミレーションしたものですが、あくまでも素案の段階だと考えます。
スクールバスの導入は砂川市にとって初めてのものでもあり、数多くの問題点も出てくるものと思います。
(義務教育学校とは)
ここからは統合準備委員会の報告ではありません。市教委は「小中一貫教育については、義務教育学校とする」と決定しました。
義務教育学校とは
市教委が決定した義務教育学校は小学校も中学校もありません。1年生~9年生が在籍する一つの学校になります。
したがって、2年後の中学校統合が義務教育学校への「通過点」という考え方も当然出てくる訳で、先日の統合準備委員会でもそのような意見も出ています。
具体的に言えば、中学校統合で決めた校章、校歌、制服、校旗なども義務教育学校が開校する時(令和8年度)には新しく作られる可能性が十分あるということです。
しかし、砂川市内に住む子ども達の「義務教育」に関わる大切な事です。時間がかかってしまってもしっかり議論をしていただきたいと思います。