臨時議会の報告 その2

今日も砂川は良い天気で暑くなっています。砂川の夏はカラッとしていて風も気持ちが良いです。

昨日、開催された臨時議会の続きを報告しますが、下の写真はいよいよ解体作業が始まりそうな市役所旧庁舎です。

DSC_4885

〈病院事業会計補正予算〉

病院会計の補正予算はコロナ関連の北海道の補助金「感染症医療提供体制整備事業」による「軽量移動型デジタルエックス線撮影装置」と「成人式人工呼吸器」を1台ずつ購入する3,139万4千円です。

私は質疑の中で、新しく購入するエックス線撮影装置の購入理由として書いてある「変異型患者増加に伴う」との点が気になりました。

現在、市立病院に何人の新型コロナ患者が入院しているかは答えられないとのことですが、やはり変異型の患者の入院は気になります。

答弁に立った病院事務局長は『これまでにイギリス型の変異株患者の入院はあった。変異型の場合、症状の進行が早く、これまでのコロナ患者と比べると倍の撮影回数になるため購入する』と答えています。

「感染症指定病院である市立病院への補助金について」

砂川市立病院は感染症指定病院であるのでコロナ患者を受け入れてきました。

その分、病床の確保や医療従事者及び関係者の苦労は大変なものです。感染者の増加に伴って一般患者の受診や手術件数が減少となり病院経営の悪化に繋がります。

感染症指定病院にとって国や道からの補助金は命綱です。そこで、令和3年度における新型コロナ感染症に関する市立病院への補助金の状況を聞きました。

朝日

写真は「砂川市議会 インターネット中継」で朝日病院事務局長が補助金の答弁をしている所です。(答弁は36:39から)

令和3年度の補助金の申請額としては年間トータルとして19億9,700万円(病床確保事業)を予定していると答えています。また、今、現在としては12億3,950万円を申請しているそうです。

昨年、令和2年度もコロナ病床を持つが故に大きな赤字経営となるところを補助金が出たため何とかしのぐことができました。

今年度も何としても「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)」を始めとする補助金を確保してコロナ禍での市立病院の経営安定を目指してほしいと思います。

これで、昨日の臨時議会の報告を終了します。