おぐろ弘市議会だより「第106号」(令和3年9月)

9月定例議会は13日から15日までの3日間開催されました。一般質問をおこなった議員は5名でした。質問する議員も人数も固定化してきています。

傍聴された方は13日が1名、一般質問が行われた14日が7名、15日はゼロでした。

しかし、6月議会から始まったインターネット中継を視聴された当日の回数は13日が150回、14日は226回、15日が280回とインターネット中継の効果は出ているようです。

現在、録画配信も行われていますので、ぜひ一度ご覧ください。

〈私の一般質問より〉

【学童保育所の利用料が減免されました】

今回の質問で分かったのですが、すでに7月から市内5ヵ所にある学童保育所の利用料が減免されています。それなのに何故か「広報すながわ」でも掲載されていません。

今後、利用を予定されている方々にも良い措置なのでお知らせします。

多子世帯の場合 (改定前は市直営の場合、1人月額9,000円でした)

利用児童 通年保育料(月額) 短期保育料(日額) 減免割合
第1子 9,000円 700円
第2子 4,500円 350円 1/2
第3子以降 3,000円 230円 2/3

ひとり親世帯または在宅障がい児及び在宅障がい者を有する世帯であって、市民税が非課税世帯の場合 (改定前は市直営の場合、1人月額9,000円でした)

利用児童 通年保育料(月額) 短期保育料(日額) 減免割合
第1子 4,500円 350円 1/2
第2子 2,250円 170円 3/4
第3子以降 1,500円 110円 5/6

生活保護世帯の場合

今後は通年・短期保育料とも無料になります。

※ なお、「空知太学童保育所」は公設民営なので、1人月額6,000円。短期は1人日額600円ですが、減免割合は同じように適用されます。

〈なぜ、月額9,000円は見直されないのか〉

砂川市の学童保育料の減免措置は行われましたが、もともとの月額9,000円の見直しは行われていません。近隣他市町と比べても、かなり高いです。今後、子育て支援のため見直す必要があると話しましたが、『もうしばらく時間をかけて検討したい』とのことでした。

【オアシスパークについて】

オアシスパーク(砂川遊水地)の本来の目的は、洪水時に石狩川の洪水調節の役割をする国の施設ですが、平常時には水面利用の他、ランニング、ウォーキング、サイクリングなどに活用され、砂川市の大きな観光スポットになっています。

しかし、今のままでは「宝」が十分生かしきれないと思い質問をしました。

管理棟は民間事業者による営利目的の利用も可能になるようですが、常設のレストラン、喫茶店営業はできるのか。

(答) 今後、管理棟は耐震化工事が国の事業として行われる予定。工事完了後は諸手続きを踏んでいけば可能であるが、詳細については国と十分調整をしなければならない。

砂川市が管理する今は使われていないゴーカート場を解体する場合、費用はどのくらいかかるのか。

ゴーカート場2

〈私の考え〉

オアシスパークには市が管理する15年間使われていないゴーカート場が放置されています。(上の写真)解体費用は1,000万円かかると答えました。私はゴーカート場の跡にコテージや小型のドームハウスを置いて宿泊できるようにし、今は一つしかない大型遊具を増やし、水遊びができるような施設を作るなど、市も積極的に関わって整備をする必要があると思います。

市長は『国もオアシスパークの有効活用のため予算を投入してくれているので、市としても何かやる必要は感じているが、財政が不安だ』と、はっきりした方向性を示しませんでした。今後の「街づくり」に不安を感じる市長の答弁でした。

※ 市長とのやり取りはYouTubeのインターネット録画「こちら」でご覧いただけます。

【空知太にある歓迎塔の修繕について】

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左の写真は国道12号線の新道と旧道が分かれる所にある歓迎塔です。上部のペンキは剥がれ、看板の文字も見えづらいです。

担当部署では、予算を確保するための見積もりを行っているようなので、近い内に修繕されると思います。

「私の一言」

今議会で2,081万円の会期内補正が行われました。内容は国のコロナ禍における事業者支援分の補助を活用した経済対策費です。内容は

★特別支援給付金(590万円)

★店舗等確保支援給付金(612万9千円)

★飲食業等雇用継続支援給付金(383万円)

★緊急事態措置協力支援給付金(200万円)

★水道料金等支援給付金(293万3千円)

詳細については市のHPか商工労働観光課へ

長く続くコロナ禍です。高齢者の皆さんも家に閉じこもりがち。皆で乗切りましょう。