商店街とともに考える「認知症講座」最終回

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上の写真は午後7時から開催された「商店街とともに考える 認知症講座」最終回の様子です。3回連続の講座ですが、会場はいつもの「喫茶くるみる」でした。

本日の進行は砂川市と地域包括支援センター。参加者が4つの班に分かれ自由に話し合うグループワーク「認知症カフェ」でした。

私も第1グループに参加しましたが、商店街の底力見せてもらいました。実は商店街では商売柄、無防備でお客さんを受け付ける大変な窓口だということを再確認しました。

接客の中でいろいろな苦労があるのも分かりました。認知症ばかりではなくどんなタイプのお客さんともお付き合いをする日常は、大きな相談窓口になり得る訳です。

例えば認知症らしき人が、同じものを買いに来ても売らざるを得ない場合もあったり、支払いが後になった場合、お金を払った払っていないで事実を飲み込まなければならないことがあったり。接客のプロは相談のプロでもあったりするのです。

砂川の商店街は積極的に認知症に対しても勉強を続け、早期診断、早期治療の最先端にもなりますネ。

パパ・ママストアーだった商店街もだんだんジジ・ババストアーになって、おまけに後継者不足。お客さんのためにも、高齢化が迫る自分達のためにも、これからもこのような取り組みが続けられるのではないかと思います。

地域のコミュニティーを形成する商店街、いつまでも続いてくれるようにしなくてはなりません。