よみがえる歌志内線

今日は歌志内市の郷土館「ゆめつむぎ」に行って来ました。いつもは骨董品がたくさん展示され連休の時だけ開館する「大正館」に行きましたが、今年もコロナ禍のため休館。

その向かいにある「ゆめつむぎ」で昭和63年4月24日(34年前)に廃線されたJR歌志内線(砂川⇔歌志内)。廃線直前に撮影された車窓映像が見られると聞いて行きました。

よみがえる歌志内線

テレビ前には座席も置いてあって10分間の試作版「よみがえる歌志内線」、面白かったです。

歌志内線は1891年(明治24年)に開通しました。もちろん石炭輸送のためです。

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歌志内線は最盛期には、国内4位の黒字路線として名を馳せていたそうです。

10分間の映像は歌志内駅を発車する砂川駅行きの車内放送も入って一緒に見た方はとても懐かしがっていました。

歌志内線には7つの駅があって、歌志内、歌神(かしん)、神威(かもい)、西歌、文珠(もんじゅ)、焼山、砂川です。

私の住む地域は以前「焼山」と呼ばれていました。あの知る人とぞ知る「焼山ブルースバンド」もそこから付けました(もう誰もしらないか・・・)。

前から何で「焼山」って名前が付いたのだろうと思っていたのが今日解決しました。『SLの火の粉で近くの山林がしばしば焼けたことで名付けられた』らしいです。

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上の写真は映像の最後、砂川駅に到着した時のものです。歌志内線は3番線ホーム(今も同じ階段)。

砂川市は砂川駅のバリアフリー化を推進するため、この3番線を廃止して東口を設置する要望をJRにしていますが、これも何かのご縁でしょうか。

さて、今の歌志内線の跡地はどうなっているかって言うと、砂川市の焼山駅から歌志内までサイクリングロードになっています。

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今日のサイクリングロードです。歌志内市では市民の寄贈による桜並木にしています。桜吹雪舞い散るサイクリングロードを気持ち良く散歩していると雨が降り出しました。雨は今も降り続いています。

歌志内市の「ゆめつむぎ」は入館無料。機会があったら行かれたらどうですか。