砂川市議会 「市民フォーラム」が終わりました
本日も良い気候に恵まれました。
主催者である私達議員は午前9時に集合して、最終のチェック。午前10時から始まる『砂川市議会 「市民フォーラム」~飲酒運転撲滅に向けて~』が開催されました。
上の写真は開会後、交通事故犠牲者に黙とう、議長の挨拶(星元議員の酒気帯び運転で議員辞職までの経過報告を兼ねて)に続き、善岡市長に来賓の挨拶をいただきました。
その後、菊池砂川警察署長の講演でした。以前にも菊池署長の講演は聞きましたが、ざっくばらんな語りの中にも肝心なポイントはしっかり押さえられたお話です。
途中、上の写真右の飲酒運転を実感できるゴーグルを参加者に付けてもらう体験も織り交ぜながらでした。(写真は飯澤議長が体験中)写真の下にある黒いゴーグルは夜間を体験。
今回は参加者席にもゴーグルが回されましたので、皆さん体験をされています。私も体験しましたが、度の合わないメガネをかけたみたいで時間が長いと気分が悪くなるかもって感じでした。
本日の市民フォーラムは用意した椅子がほとんど埋まる70名の参加をいただきました。報道各社(道新、プレス空知、朝日、読売、HBCTV)も取材に来ていただいています。
菊池署長の講演後はパネルディスカッションでした。パネラーに議長、町内会連合会小関会長、交通安全協会北谷会長、社交飲食協会高橋相談役になっていただき、それぞれのお立ち場から自己紹介を兼ねて、現在取り組まれている内容や飲酒運転撲滅に対するご意見をいただきました。時間が少なくで失礼したのではないかと思います。
また、本当に時間の無い中、会場から3名の方々から、貴重なご意見をいただきました。少し紹介します。
- どんなに言っても伝わらない人はいるもので、その伝わらない人を作らないためには息の長い啓蒙活動、子どものころからの教育も大切。
- 今回、酒気帯びで逮捕された議員を出したことは残念。個人のしたことではあるが団体としての責任もある。議会も1年に1回ぐらい議員としてどうあるべきか講習会のようなものを開いたらどうか。
- 町内会の盆踊りの時、お酒を出すかどうか考えたが、飲酒運転禁止の看板を数ヵ所立てた。
- 車は便利なものだが、歩行者にとっては走る凶器にもなり得る。1ヵ月に一回でもよいので車をやめて歩いてほしい。
- 飲酒運転をする人は乗ってきた車をどこに駐車するのか。飲食店に近い駐車場(市営も含む)に関しカメラの設置は効果があるのではないか。
もう少し、時間があったら良かったのではないかと思っています。その後、参加者の皆さんと国道12号線で旗の波運動を行いましたが、こちらにも参加者の皆さんにご協力いただきました。
左の写真は北海道警察のHPに掲載されている「飲酒運転ゼロボックス」です。
道警は、飲酒運転をしているドライバーの情報をメールで受け付ける取り組みに乗り出し、27日午前10時に道警HP上に専用サイトを開設しました。
本日、開催した「市民フォーラム」は議会にとってマイナスからの取り組みでしたが、何回も話し合うことで、それぞれの得意分野を発揮して実現できました。この動きは今後の議会改革の中でも生かされる貴重なものだったと感じています。