義務教育学校建設セミナー

昨晩(5日)、午後6時30分から地域交流センター「ゆう」で開催された「義務教育学校建設セミナー」に参加してきました。

ミニホールに40席が用意され、ほぼ満席の状態でした。

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まず、市教委技監から下の写真の内容で説明があり。

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続いて、令和8年4月に開校予定の義務教育学校の設計業務を行う㈱アトリエブンクの方が設計事例紹介を行いました。

事例紹介

紹介された事例の内、2枚だけ私の方からも紹介します。

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上は利尻富士町立利尻小学校・鬼脇中学校の内部

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上は今年の11月に開校予定の安平町立早来小学校・中学校の外観です。

今、市教委は基本設計・実施設計を行う前の建設形態(新築か増築か)の決定を12月に控えています。そこに向けて唯一、市民の意見を聞く「義務教育学校建設セミナー」でした。

これまで、小中学校統廃合や義務教育学校に関するいろいろな会合を見てきましたが、久し振りに会場からはいろいろな質問が出ていました。

  • 安平町の説明会に行ったが、子ども達や市民と話し合う場が何回もあったと聞いた。砂川市の場合は?・・・・今後、ワークショップもやりたいと思っている。
  • 設計時のコンセプトは?・・・・これからの課題で今は無い。
  • 小学校1年生と中学3年生では大きな体型の違いがあるが?・・・・設計の段階で十分検討する。
  • 5校の小学校を一つにするため教員数の減が考えられるが、義務教育学校はどうなるのか?・・・・国の定めた基準通りで進めていくが、統廃合に伴う教員の加配が3年間はある。
  • 特別支援教室の対応は?・・・・今後、考え方を取りまとめていく。
  • 事例紹介では小規模校の事例ばかりだったが?・・・・令和8年の段階では砂川の義務教育学校が道内では最大規模の義務教育学校になると考える。
  • 体育館の使い方は?・・・・アリーナとサブアリーナにする考えである。
  • プールについては?・・・・既存の小学校のプールを使用する。
  • 不登校や学校に行くのが辛い子ども達が通える適用指導教室は?・・・・校内型の適用指導教室も検討したい。

などです。

セミナーは午後8時頃に終わりましたが、このような機会がもっともっと増えることを期待します。