「とうべつ学園」の視察 最終版

本日の砂川は午前中に激しい雨が降りましたが、午後からは雨が降ったり止んだりで風が強くなっています。

3回続けた総務文教委員会視察報告、当別町の義務教育学校「とうべつ学園」の最終回です。

とうべつ学園校舎全景

今回は視察時の写真がUPできませんので、イラストが多くなりましたが校舎の全景です。校舎の右側の建物は体育館とかなり大き目の武道場がありました。

各学年の教室の窓からは広々とした田園風景と山並みが望めて落ち着いた環境でもあります。

当別町の場合は学力の向上を図る目的で小中一貫教育に早い段階から力を入れてきました。下は最初の取り組みを具体的に表わしたものです。

小中一貫当初

ここでのポイントは

  • 町教委内に一貫教育推進係の設置
  • 道庁より職員を派遣
  • 文科省の受託事業の推進
  • 小中一貫教育推進講師の配置(両地区算数・数学/2名)
  • 小中一貫教育 教育講演会の開催

など、積極的に北海道、国との関係を深め、町民、保護者向けに理解を深める活動を行ってきたことだと思います。

学力の向上を目指して行ってきた小中一貫教育の推進は結果を伴って来ているとのこと。

これまでの成果小学校 これまでの成果中学校

全国学力調査の結果が小学校、中学校ともに令和元年から全国平均を超えているそうです。

また、当別町は教育に予算を使っています。

とうべつ学園学級数

とうべつ学園ではクラス編成に当別町独自の基準を設定しています。特に小学校過程については国の基準より少人数学級を採用して町の予算で教員の確保をしています。

ちなみに、とうべつ学園建設の総事業費は63億円(内、新築工事費は46億円)。財源内訳は国・道の補助金等が24.5億円(40%)、起債(借金)は50%、残りの10%は一般財源や基金ということでした。

砂川市の場合と違うのは、当別町は過疎対策事業債が使えなかったということでしょうか。

今回の視察で感じたことは「教育は人」ということ。もちろん新しい学校は魅力的に見えましたし、ハードの部分も重要です。

しかし、町長の決断・実行、ゆるぎない方針、町民への情報発信、意見の聴取、教員の頑張りなど「人の関わり」について、『なるほど!』と思うことがたくさんありました。

砂川市も小中一貫教育を目指し、義務教育学校の建設が戻れない所に来ています。議会としても今回の視察を参考にして義務教育の今後をしっかり議論して行かなければなりません。