おぐろ 弘 市議会だより「第82号」(平成27年9月議会)

9月定例議会は、9月7日から9日までの3日間開催されました。一般質問は私を含め6人。また、傍聴された方は合計16名で、8日の一般質問の時は10名でした。

私の一般質問より

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オアシスパークの夕日はどこよりも素晴らしいと思っています。スマートインターが開通して家族連れを何とか中心市街地へと。子どもの国からオアシスパークへ導く様な提言をしました。

☆ 管理棟でコーヒーや軽食を出せないか。

☆ 旧ゴーカート場を補助輪付の子ども用自転車が乗れるようにできないか。

☆ 親子で通年利用できるようオアシスパークにコテージを建てられないか。

☆ 子ども用の遊具が一つだけなので、お母さん達のアイデアを生かして遊具の増設など を話しました。

私の提言について、法の規制や管理上できない理由はなさそうでした。オアシスパークの景色、建物、自転車などを何とか生かして賑わいのある場所にしたいです。

【飲酒運転撲滅条例の制定について】

現在、同種の条例が制定されているのは全国でも7県、3市5町だそうです。重大な死傷事故が起きた砂川市ですから条例の制定は必要だと思い聞きました。

私も6月6日以降、砂川市での条例制定については考え続けていますので、内容が検討中であるなら以下の条文について検討してほしいと話しました。

☆ 飲酒運転撲滅の日の制定。重大な死傷事故を風化させないためにも。

☆ 率先垂範(先頭に立って模範を示すこと)の規定。市長、市議会議員、特別職、市職員が自らの行為を厳しく律し、飲酒運転を絶対しない、させない、許さないという強固な決意をもって、飲酒運転の撲滅に率先して取り組む。

☆ 飲酒運転防止教育。飲酒運転については伝えても伝わらない人がいるが、そのような人に対しては繰り返しの啓蒙と子どもの頃の教育が大切だと思います。特に、高校生については各種免許を取得する年齢になるので重要だと思います。

☆ 飲酒運転をする人は乗ってきた車をどこに駐車するのかということから、駐車場を有する飲食店、飲食店街にある駐車場の所有者にポスターや看板を置いてもらったり、監視カメラの設置など努力規定が必要だと思います。

☆ 表彰規定。なかなか市単位では条例に罰則を設けるのは難しいと考えます。ならば、飲酒運転の根絶に関し、顕著な功績があると認められた場合、表彰を行うことができる条文。

『もう、飲酒運転に関することはいい加減にしてくれ!』との声も聞かれます。しかし、私は重大事故が起こり、議員が酒気帯び運転で逮捕された砂川市だからこそ条例の制定が必要だと思うのです。

答弁では制定は検討中であり、具体的内容や時期については北海道の条例との整合性も必要となることから条例提案も適切な時期との答弁に止まっています。

<9月議会で分かったこと>

☆個人番号カード作成に要する経費・・・798万円

国の法律で実施されるマイナンバー制度ですが、10月に「通知カード」が各世帯に届き、来年1月からは任意の申請ですが、「個人番号カード」が発行されます。

実際のカード使用はまだ先のことになるようですが、個人情報の漏えいも心配されます。国が言っているICチップを利用したコンビニでの証明書の発行や印鑑登録証など行政サービスの拡充について、砂川市は現在、考えていないそうです。

☆病児・病後児保育施設の実施設計委託料・・・128万円

共働き世帯の支援で、保育所などの児童の「病児・病後児保育施設」が市立病院南館の健診センターを一部改築して行われる予定です。

☆砂川SAスマートインターチェンジへの標識

8月8日に開通した「スマートインターチェンジ」ですが誤進入がかなりあるそうで、その大きな要因はスマートインターにいたる道路標識が分かりづらいためです。

道々を管理する北海道では、9月19日から始まるシルバーウィーク前に5ヵ所取り替え・増設しますので改善されると思います。

私から一言

「砂川警察署の統合問題」

砂川警察署を滝川警察署と統合して砂川署は分庁舎として人員縮小し建替える案が示され、市長は絶対反対の署名活動に入りました。しかし、私達議員には北海道警察から説明もありません。

この際、道警本部の幹部を呼んで、市長との公開討論会を開催してほしいと思います。しっかりした情報の開示がないまま統合に進むのは反対です。