議会便り第59号(2009年12月議会)

第59号 平成21年12月12日

平成21年12月定例議会は7日から9日までの3日間でした。今回の傍聴は延べ7人少なく寂しい議会でした。また、一般質問は私も含めて6人の議員が行っています。

12月議会の報告


<砂川市の可燃ごみの行方>

今議会では、これまで可燃ごみの処理を委託していた㈱エコバレー歌志内が平成25年3月31日をもって撤退することになり、5市9町で公設公営による焼却施設建設・処理のための組織である「中・北空知廃棄物処理広域連合」を設置するための規約の制定が可決されました。

今後、構成市町議会の議決が揃うと広域連合が誕生し、砂川市議会からは2名の議員が派遣され、細かい内容は広域連合の議会で決められていくことになります。

私の質問で、今の段階で分かって来たことをお知らせします。

・焼却炉は歌志内市に建設される予定。

・焼却炉は1日90tを処理できるものを52億円かけて建設する予定。

・建設費や維持管理費を含め、砂川市が負担する金額は20年間で約21億3千万円。

・可燃ごみの処理単価は1t当たり24,890円(概算)になる予定。

※今回、私の賛成判断の基となったのは、来年4月からエコバレーに払う1t当りの処理料は「25,200円」になる契約が取り交わされているため、それを超えなければ他に方法がないので仕方がないと思いました。
また、来年から処理単価が上がることについて、ごみ袋代の値上げが考えられるのかの質問に対し『砂川市だけではなく、周辺自治体と合わせて検討したい』と答がありました。

<砂川オアシスゴルフ場について>

12月議会に提案された一般会計の補正予算に、㈱砂川振興公社の資金不足が生じて、市から800万円の貸付けをする件がありました。

私の質問に対して、公社の社長も兼ねる副市長は『今年は、ゴルフ人口の減少と共に、6月の天候不順、フロント業務が変わったことによる不手際などで利用客が減少したため』と答えています。

今年から民間会社に全てを委託したのですが、昨年まではほとんど市内の人が働いていたり、市内の事業者が商売していたのに、今年は市外が目立つようになって来ました。

ゴルフ場は公社のお金だけでは運営できず、市の税金が入っていますので、市内の活性化に結びつく方法を考え、改善することを要望して貸付に賛成しました。

私の一般質問から

<砂川市立病院の経営について>

新病院建設は順調に進み、外壁のタイルが見られるまでになっています。

平成18年10月に新病院建設の基本計画が示されてから、新本館工事費や医療機器等整備費の増により、病院改築事業費も約144億円から現時点では約197億円と多額な費用が予定されています。

しかし、これまでは病院事業債のみの借金が、後から元利償還の70%を交付税で算入される「過疎対策事業債」が適用になるなど、基本計画の時と比べ状況が大きく変化しています。そこで、新しい「病院改築事業と財源内訳の比較表」の提出を求めていました。

そ の比較表によると、新病院の一般病床(精神科を除いた408床)の利用率が72.6%になっていて、これでは112ベッドがいつも空いていることになりま す。空いているからと言って高度・急性期医療を目指す市立病院は療養型ベッドを設置するのも1病棟単位でなければ許可にならず簡単ではありません。

さ らに、新しい財源内訳を基に私が試算した「キャッシュフロー(現金の流れ)」によると、現在24億円の現金預金を持っている市立病院ですが、多額の借金返 しでギリギリの経営になってしまいます。それでは、これからの医療機器の更新や建物のメンテナンスなどに準備する資金も十分とはいえません。

これからも医師、看護師、職員の皆さんに頑張ってもらって、利用率をせめて80%(これで、利益が4億円増えます)にするよう話しました。

<「すながわ お試し暮らし」について>

砂川市の移住・定住事業のひとつで、北海道暮らしに関心はあるが、いきなり移住するには抵抗があるという人のために生活用品を備えた長期滞在可能な施設が市内吉野にありますが、とても評判が良いのです。

私も、名古屋や静岡から来られた方々と直接お話をしましたが、市の職員や「移住・定住協議会」の皆さんの良い対応に満足度が高い事業となっています。また、長期滞在をするために地元の不動産屋さんと会って物件を捜したりもしています。

今年から始めた事業ですが、7月から12月までの利用は5組12名で122日間となっています。

私はせめてもう一軒増やしてはどうかと話し、前向きに検討することになっています。

私からの一言

砂川市も土地開発公社や㈱砂川振興公社の不調が毎年重くのしかかっています。

新病院の経営や第3セクターの運営など、市民の皆さんと情報を共有し、話し合っていかなければならないと考えます。