議会だより第60号(平成22年3月20日)

第60号 平成22年3月20日

平成22年3月定例議会は8日から17日までの10日間開催されました。今回の傍聴は延べ12人、また、一般質問は私も含めて4人の議員が行っています。どちらも、ちょっと少なくて寂しいですね。

3月議会の報告

<砂川振興公社に2億円の貸し付け>

振興公社はゴルフ場やダートトライアルコースなどの管理・運営を行なっていますが、砂川市が出資したり、借金の債務保証をしています。

最近はゴルフ利用客が減少し、経営が難しくなっていました。現在でも銀行などから3.6億円、砂川市からも3.2億円の借金をしています。

市長は、基金残高が12億円になったこともあり、2億円を貸し付け、金融機関からの元利償還を行い、公社の健全経営を目指す判断のもと予算の計上を行いました。

私は、いろいろな質問をした結果、条件をつけて賛成しました。

(私の3つの条件)

振興公社はさらなる経営改善を図り、借入金の早期返済を使命とすること。

砂川市は平成25年度を期限とする「第3セクター等改革推進債」の活用も意識し、振興公社の解散も含め、経営状況を注意深く見守ること。

振興公社は事業を行うに当たり、市内の雇用の増進、市内企業の活性化に寄与するような運営をすること。

※ 私は、2億円の貸し付けを賛成した以上、振興公社の今後をしっかり監視していきます。

<3月議会で決まったこと>

砂川市「子ども手当」の総額は2億5,630万円。

救急医2名が確保できたことから市立病院に救急科が新設されます。外来の長い待ち時間がだいぶ改善されるとのことです。

第6期総合計画は、いよいよ今年の6月に審議会からの答申、9月議会に基本構想が提案されます。

今年は「国勢調査」の年で経費は961万円。

児童扶養手当は父子家庭にも措置され、市内では6世帯の予算が計上されました。

砂川地区保健衛生組合の負担金では、可燃ごみのエコバレーに対する委託料が値上げとなり、約2千万円の増となりますが、今年のゴミ袋の値上げはありません。

住民参加型市場公募債(ミニ公募債)が1億5千万円分発行されます。目的は「市民の病院」という意識を高めてもらうため。10月の新本館開院前に発売したい考えが示されました。

私の一般質問から

<スマート・インターチェンジについて>

新政権により、高速道路の無料化が打ち出され、砂川市を通過する道央自動車道(道央道)は岩見沢以北の無料化が決定しました。

私は以前からハイウェイ・オアシスの車の出入り(スマート・インター)は砂川市にとって重要であると言ってきました。今後、岩見沢以北が無料化となれば高速道路の利用はますます増加すると考えられます。

一方、心配なのは、無料化によって高速道路がバイパス化することです。これまで、国道12号線沿いに商業展開してきた砂川市だけに、大きな影響が予想されます。

したがって、ハイウェイ・オアシスからの「車の出入り」は以前にも増して重要な施策になったと思い、実現するための考えを聞きました。

(答 弁)

総務部長は『高速道路の無料化が実施された場合、料金徴収システムが不用になり、これまでネックとなっていた維持管理に対する費用対効果の懸念もなくなる。また、ハイウェイ・オアシスに設置されているUターンの施設も不要となる。したがって、高速道路の無料化が確実になればインターチェンジを設置できるように動きたい』と答えました。

(私の思い)

函館本線と石狩川に挟まれている砂川市には、バイパスは絶対できないと考えていましたが、まさか高速道路が無料になるとは夢にも思っていませんでした。そうなれば、これまででも「通過型のまち」と言われていたのに、さらにその傾向が強まってしまうと思うのです。
 道央道が通過する「市」と名の付く街で、インターチェンジ(高速道路から車の出入り口)が無いのは砂川市だけなのです。私はいよいよ、これが最後のチャンスだと思います。

<市立病院の今後について>

平成22年10月新本館の開院を目指す市立病院の小熊院長は「新病院で目指す医療」を公表し、患者、市民、病院職員に意見を求めています。

私は質問の最後に『市民の皆さんに愛され、信頼される新病院とするために、新病院はどんなに立派になるのか、どれほどの素晴らしい医療機器が揃うのか、外来制限が砂川市民の受診を制限することではないこと、新病院では最長90日間入院ができる亜急性期病床が20床設置されることなどなどを市民の皆さんに説明する機会を持つよう』に求めましたが、事務局長の答弁は『検討する」で終わっています。

なぜ、新病院への疑問や不安を軽減するための説明会をしないのか理解に苦しみます。

私からの一言

市立病院の新本館は今年の8月に完成予定。その後、引っ越しや事前準備を行って10月に開院します。

明るい話題と同時に、金融機関に多額の借金をしている土地開発公社(17億円)、振興公社(3.5億円)など負の遺産もあるのです。来年4月には砂川市も市長・議員の選挙が行われます。今後の砂川市がどこに向かって行くのかが問われます。