(新)市立美唄病院の内覧会
今日も肌寒い日でした。午後から昨日と今日行われていた美唄市立病院の新しい病舎の内覧会に行って来ました。
砂川市立病院には美唄市から入院・外来含めて年間2万人もの患者さんが来られているので、美唄の新病院が気になりました。
まずはレンガ造りの古い病院です。
なかなか雰囲気があって良い建物だなぁーと以前から思っていましたので解体されるのは残念に思いますが、昭和41年築では厳しいですね。
そして、建て替えられた新病院は
こちらです。新病院は一般病床43床(うち地域包括ケア病床15床)、療養病床32床の合計75床。診療科は内科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科で人工透析が30床です。
上の写真は1階の外来待合、奥が正面玄関ですが、本来は廊下の真ん中に柱が必要だったそうですが、梁を強化して広い空間を作ったそうです。
2階は多目的ホール、リハビリテーション、透析センター、手術室など
上の写真は透析センター(30床)でここも柱を設置しない構造で広い空間でした。また、天井にはベットの上に個別の空調が取り付けられていました。
そして、上の写真は3階で一般病床と療養病床です。
いろいろな工夫がありました。
上左の写真は旧病院に使われていた外壁のレンガが再利用されています。そして、上右の写真で左の建物は旧病棟、右が新病棟ですが、その真ん中に事務局や医局等が入る別棟です。
将来の病院改変時にフレキシブルに移転がしやすいよう軽量鉄骨(本館は鉄筋コンクリート)でつくられているとのこと。
今後の人口減少、超少子高齢社会を見据え、地域連携を意識した新病院だと感じました。