砂川発電所及び流雪溝施設 現地調査 その1

16日(木)の午前9時30分から行われた「社会経済委員会、総務文教委員会合同視察」の報告を始めます。

2027年3月末に砂川火力発電所は廃止が決まっていますが、北海道電力がその後、どのような対応を考えられているのか、全く分からないと言っても良い状況です。兎に角、議会としても現地の調査をしない事にはとの思いです。

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発電所の屋上から撮ったのですが、市内で一番高い建物からの眺めは壮観でした。

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左はパンフレットから引用した火力発電所の全景。右の写真は発電所の心臓部であるタービンと発電機で、現在は、昭和52年に運転を開始した3号機と昭和57年に運転開始の4号機が稼働しています。

発電所はこの2機の発電機を回すためにあると言える大きな建物です。砂川火力発電所はトラックで運び込まれた石炭をボイラーで燃やして高温・高圧の蒸気をつくり、配管で蒸気をタービンまで導き、タービンを回します。この回転力が発電機に伝えられ電気がつくられますので、石狩川から取水される「水」は重要です。

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上の写真は施設にとって重要な石狩川から取った水を施設内に循環させるためのポンプですが、大きな物でした。

そして、タービンを回した温排水の一部が冬期間だけ雪を解かす流雪溝に利用されています。

次回は「流雪溝」の水の流れについて報告します。