砂川発電所及び流雪溝施設 現地調査 報告その2

今日の砂川は雨のうえ気温が低く肌寒く感じますのでストーブ点火しました。午後からは天気が回復、気温も上昇しました。

さて「現地調査 報告その2」 では発電所までの「水の流れ」を書きます。発電所には水が欠かせないので石狩川から取水します。(川から取水するのは珍しく砂川と奈井江だけだったそうです)

その取水口は発電所から2㎞も離れた所。バスで行ったので、もう一度、一人で行けと言われてもいかれないかもしれません。

PXL_20240516_015337346 取水設備

一級河川「石狩川」に穴をあけるのですから簡単な設備ではありませんでした。上の写真右は石狩川から見た取水口の様子。

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上の写真は取水ポンプです。発電所のそばにありますが、ここから圧をかけて発電所内へと送水します。大きなポンプが3台設置されていました。建屋はコンクリート製で上に3つの穴があって、メンテナンスの時は緑色の機械を吊り上げて地上で行うそうです。

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上は視察中の議員ですが、今回は全員、作業着と北電が用意してくれたヘルメット着用です。上を見上げている人もいて、建物の大きさを想像してください。

ここまでの装置が動かないと発電所の温排水(水だとしても)を使うことができないのです。

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発電所に入った石狩川の水は重要な役割を終えて奈江川に放水されますが、その一部が冬期間に流雪溝の雪を解かすために利用されています。

上の写真は砂川発電所の敷地内に建っている温排水を流雪溝に流すためのポンプ室です。

長くなりましたので、今日はここまでで終わります。