公立病院が大変です。

今日は雨が降ったり日が射したりの不安定な天気です。最高気温も15.9℃。

砂川市立病院も大変な経営状況になっていますが、市立室蘭総合病院は職員の給与削減に踏み込んだようです。

市立室蘭給与削減

上の表は道新WEBからですが、『市立室蘭総合病院と同病院の労働組合が19日、正職員の基本給を9%削減することなどで合意した。同病院は本年度、過去最大となる19億8千万円の赤字が予想され、経営改善策として2月に組合に提案し、交渉が続いていた。』とあります。

私が手持ちの資料によれば、令和5年度の市立室蘭総合病院の職員給与費は約54億2千万円ですから、9%を削減すると効果額は約4億9千万円になると試算しました。しかし、記事には効果額が2億7千万円と書いてあります。その理由は医師と市長部局の交流人事者を除くからかもしれません。

市立室蘭は砂川市立と同じく地方公営企業法の全部適用の病院です。全部適用の場合、議会の関与も少なくなりますし、市の職員の給与とは違う体制にすることができます。

公立病院の経営悪化は全国各地で起こっているようで、根室市立病院は看護師不足により経営が厳しくなっているようです。『根室市立病院の25年度の病院事業会計の一般会計からの繰入額は膨らみ続け、25年度当初予算で23億6千万円と前年度より2億円近く増えた。その財源のうち20億円はふるさと納税でまかなっている。』

根室市の24年度のふるさと納税収入は148億円(速報値)。ここまであれば、病院の赤字分は賄えそうですが、砂川市は15億円。

国が「地域医療のあり方」をしっかり考えてくれないと、ますます地方は疲弊していきます。