砂川高校で「未成年者飲酒防止教室」

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本日、午後2時25分から砂川高校の3年生を対象に「未成年者飲酒防止教室」が開かれました。

主催は滝川小売酒販組合(吉川洋会長)で、札幌国税局酒類業調整官の佐々木 裕司さん(右の写真)が講演されました。ここのところ、大学生や社会人の未成年者のイッキ飲みなどの飲酒事故が後を絶たないことから、あらかじめアルコール飲料の特質を知ってもらうことがテーマでした。

未成年飲酒

講演はパンフレット(左写真)とパワーポイントで行われ、生徒たちは真剣に聞いていました。

「未成年者がお酒を飲んではいけない5つの理由」とは

  • 1.脳の機能を低下させます
  • 2.肝臓をはじめとする臓器に障害をおこしやすくなります
  • 3.性ホルモンに異常が起きるおそれがあります
  • 4.アルコール依存症になりやすくなります
  • 5.未成年者を守るために飲酒を禁ずる法律があります

このことは、私達大人にも共通することで、本日も触れられていましたが、体重60~70㎏の成人が1時間に処理できるアルコール量は、ビールにすると約200ml(大びん約3分の1)に含まれるアルコール量とされているそうです。

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上の写真は講演の途中で行われたアルコール体質試験パッチテストです。7~8分後に剥がして皮膚が赤くなる人はアルコールに弱い体質で、お酒を飲むときに十分気をつけほしいとのお話もありました。出席した生徒は100人以上だと思いますが、5~6人は赤く反応していました。

若いころから自分の体質を知っておけば、仮に大学生や社会人になってクラブや会社でイッキ飲みを強要されたとしても、体の事を話して断ることができます。

私達、成人も「お酒は楽しく飲みましょう!でも、飲んだら乗るな!!」を守りましょう。