砂川高校 2年連続の定員割れか

公立高校当初出願状況

本日の道新朝刊に残念な記事が掲載されていました。「砂川高校が2年連続して定員割れ」との内容です。上の写真左は記事中にあった「公立高校入試当初出願状況」です。詳細は「道教委のHP」でも見られます。

砂川高校の当初出願状況は定員160名に対し、87名と大幅な定員割れの状況です。道新の記事を下記にpdfで紹介します。

 

image

上の表は私が作ったものですが、平成26年は159名の新入生を迎えてホッとしたところでしたが、昨年は一気に当初は91名と減少し、学級減が自動的に行われました。しかし、町内会を始め、各団体の署名活動もあり、道教委は特例的に何とか4学級(160名)を確保したのですが、現況はとても厳しいです。

昨年はお隣の奈井江商業が奈井江町の思い切った支援策が効いたのか定員オーバーする人気となり、その影響があったのかと思っていました。

今年はも砂川市も受験生獲得のため「支援策」を講じましたが(私としてはとても不十分だったと思っています。)、その効果が現れなかったと言っても良い結果です。

今回の出願は当初であり、今後、出願変更の受付けがあり、2次募集もありますので、最終新入学生数はまだ分かりませんが、今の4学級を確保するには最低でも34名の出願が必要です。

当初出願状況を見ると、定員オーバーは滝川高校10名、滝高理数で7名、滝川西普通科で5名となっていますが、滝川西の会計ビジネス13名、同情報ビジネス5名が定員割れであり、砂川高校にとって相当厳しい状況です。

今後も定員確保に頑張ってほしいのですが、記事中、校長先生は『残念。私たちの力不足だったかもしれない』と肩を落としたらしく、これでは終了したようなものです。

このままでは、2学級80人の確保も危ない状態になりかかっているで、市内唯一の高等学校のため抜本的な対策が必要になると考えます。