議会後半が始まりました。

3月定例議会に提案された平成28年度一般会計を始めとする議案に対する「総括質疑」が行われています。会期日程では本日、「第2予算審査特別委員会」に入る予定になっていましたが、明日も病院事業会計の総括質疑から始まります。

私の一般会計の総括質疑は以下のような予定をしていましたが、私より前の質疑で同じ項目が行われ、結局は太字の3項目に絞りました。

  • 砂川高校について、今回の出願状況でも大きく定員割れとなっており、生徒数が減少となっていくが、今後、市として、どう対応するのか。
  • 市役所庁舎の建て替えとして、基本構想、基本計画ではどのように進めていくのか。
  • TPP関連の大型予算が国で付けられているが、国での事業を活用していかないのか。
  • 空き家の有効活用策と空き家にしない施策について。
  • 高齢者が安心して暮らせる施策について(①地域で見守る事業の進捗状況②地域包括ケアシステムは、いつまでにどのような方向を目指しているのか)
  • 砂川SAスマートインターチェンジの利用促進(利用の増加策)と、利用による振興対策(予算皆減となっているが)については、どう考えているのか。

さて、本日は総括質疑から見えてきた平成28年度の砂川市の事業を抜粋して何点か報告します。

(市役所庁舎建て替えについて)

  • 市役所庁舎建て替えについて、4月には庁内検討委員会を立ち上げる
  • 新庁舎の建設場所、庁舎機能、利便性などは条例で位置づけられた市民の代表による「庁舎建設審議会」の意見を基に考えていきたい。(市長)
  • 基本構想と基本計画はプロポーザル方式によって業者委託する。
  • 基本構想・基本計画策定支援業務委託は平成28年度(230万円)、平成29年度(1,145万円)の継続費

(幼稚園就園奨励補助金)

平成17年の行財政改革以来、周辺市町との格差がありましたが、やっと国の基準に準拠するようになります。この就園奨励補助については、平成23年10月に天使幼稚園の父母の会のお母さん達が市長室で陳情を行った時からの案件でしたが、やっと周辺市町と同じになります。

(病児・病後児保育について)

市立病院の南館を直して保育室3室(内、1室は感染病専用)を4月着工、8月から運営開始する。定員は3名で市内保育所(園)、市立病院保育所の子ども達が対象。

など。

本日、総括質疑をしたのは一般会計予算については6人(発言順)<増山、増井、武田(圭)、多比良、辻、小黒議員>でしたが、若い議員さんが多いせいか、高齢者に対する質疑をしたのは私だけ。私にとっては高齢者現役で重要な項目です。世代ギャップかな・・・。

明日の議会は、本会議場で病院事業会計の総括質疑を辻、武田(圭)議員が行って、その後は会場を市役所3階大会議室に移し「第2予算審査特別委員会」が開催されます。