地域で見守る認知症 砂川モデルを全国へ

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左の写真は㈱医学と看護社という出版社から販売されている書籍です。ご覧のように「砂川モデルを全国へ」と題されて、編者は砂川市立病院の精神科医師の内海久美子氏です。

内海先生は全国を講演して回るほどの認知症に対する権威です。いち早く砂川市立病院に認知症疾患医療センターを立ち上げ、センター長として活躍されています。

また、この本の特色は共著として、認知症疾患医療センターの精神保健福祉士や認定看護師、市立病院の地域医療連携課長、市役所の介護福祉課長が執筆しているところです。

まさに「砂川モデル」が書かれています。本の価格は税込みで3,240円。是非、お読みください。

<認知症ささえあい手帳>

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左の写真は今後、町内会を通じて全戸配布される「認知症ささえあい手帳」というA4版17ページの冊子で、認知症になってもいきいきと暮らし続けるために大切なことがまとめられています。

認知症がどんな病気なのか、「少し変だな」と思った時の対応の仕方、認知症の予防について、「わたしの想いノート」などが掲載されています。

内容は認知症だけに特化したものではなく、高齢世帯だけではなく、家族も知っていて良いことが書かれていますので、こちらも是非読んでください。

高齢者の変化は突然やって来ます。本人も家族も基礎的な知識があるだけで初期行動に進んで行かれます。抱え込まないためにも大切なことだと思います。