議会だより第67号(平成23年12月議会)
12月定例議会は、12月5日から7日までの3日間開催され、一般質問は私を含め7人が行いました。今議会の傍聴者数ですが、5日4名、6日(一般質問初日)14名、7日(一般質問2日目)4名、延べ人数で22名でした。
<住宅改修条例で「修正案」を提出>
砂川市では住宅改修をする場合、助成金がでる制度があります。今回提案されたのは来年3月いっぱいで期限切れとなるため、有効期日の延長と、地元企業に対して少し優位になるような条例改定でした。
私は長引く景気低迷が続いていて、今後も公共事業減少の傾向が予想されますので、住宅改修工事に関しては地元企業に限定するよう「修正案」を提出しました。しかし、採決の結果、修正案に賛成は私を含めて2名だけで否決されました。
私の調査によれば、岩見沢市、深川市、滝川市、赤平市、芦別市など近隣の市では全て住宅改修を施工する業者を「地元企業に限定」しているのに、なぜ、砂川は同じようにしないのか不思議でなりません。
<12月議会で審議された内容>
今議会の補正予算は351万円を追加するものでした。主なものをお知らせします。
☆北2丁目通り(病院通り)ロードヒーティング工事測量設計委託料(441万円)
※私の選挙公約にも入れ、これまで何回も質問をしてきた「病院通りのロードヒーティング」が実現されそうです。国道から市立病院までの歩道両側は冬でも歩きやすくなります。完成は来年の秋ごろの予定と答弁がありました。
☆中山間地域等直接支払事業予備調査委託料(39万9千円)
※こちらも農家の方々から要望が出されていた事業なのですが、国の補助金に該当するかどうかを調査するための予算です。来年1月下旬には農家に対する説明会が行われるようです。
☆乳幼児健診に必要な備品購入費(21万3千円)
※内容は、乳児のいる家庭を全戸訪問するために必要な体重計3台を購入します。
☆砂川地区消防組合の規約の変更
※来年4月1日から、これまでの砂川市、奈井江町、浦臼町に上砂川町が加入することに伴う規約の変更ですが、議会は承認しました。
<私の一般質問より>
【交通弱者に対する公共交通のあり方について】
砂川市は南北に細長いまちで、札幌などに行くときは高速バスやJRなど特急も停まりますし便利です。しかし、市内のバスの場合、朝の通勤・通学時に集中して、日中は1時間、2時間に1本という状況です。
また、最近では高齢の方がこれまで自家用車に乗っていましたが、免許を返上したりして公共交通を利用することが多くなり、対策が急がれます。
今後の公共交通のあり方について、市長は『早い時期にアンケートを実施する。その後、町内会連合会、老人クラブ、市民、バス・タクシーの運営事業者の方などで協議会を設立、実証実験などを行っていく予定である』と答えています。一日も早い対応をお願いしたいものです。
【市営住宅の24時間換気システムについて】
11月に市営住宅「南吉野団地」で2回の入居者説明会が開かれ、私はどちらも行って驚きました。建設したばかりの市営住宅なのに、『部屋が寒い、お風呂はもっとひどい』との声が多く、その原因が24時間回り続ける「換気システム」が原因なのではないかとの話です。
早速、いろいろ調べたり何軒かのお宅におじゃましたりしてみましたが、戸が閉まっていても隣の部屋の冷たい風がスースーと入ってきます。
市としても『寒さの一因は換気システムにもある』と認めていますので、私は『希望する方々にスイッチを取り付けたらどうか』と話しました。答弁は『寒さの原因を調査し、スイッチの取り付けも検討する』とのことでした。
【今後の公営住宅のあり方について】
新しい公営住宅は、高気密・高断熱、最新技術と設備で建てられているのに、住民からは要望・不満が続出している状況を見て悲しい思いがしました。
45%の建設費に対する国の補助金をもらうために、北海道から沖縄まで一律の建設基準で公営住宅を建てるために無理が出てくるのだと思うのです。道産材を活用して平屋の木造住宅でも良いのではないでしょうか。そうすれば、地元企業の振興にも繋がります。また、制度的には、民間会社が建設して、市が家賃補助をする方法もありますし、今後、いろいろな知恵を出し合う必要があるのではないかと思います。
私からの一言
12月議会では、町内会が所有する防犯灯を砂川市が全額負担してLED照明に交換する事業が、国の補助金がつけば来年中、補助がなくても平成25年度以降の早い時期に実施。
また、乳幼児に対する医療費の無料化が、範囲は明白になっていないものの来年度おこなわれるなど、新しい展開がありそうです。
少子高齢化が進む砂川市、みんなで知恵を絞って活気ある街にしたいです。