三笠市 三笠警察署の統合やむなし

三笠警察署統合承認記事

上の写真は5月10日付けの北海道新聞「中・北空知版」に掲載されていた記事です。

北海道警察は警察署再編計画を発表していますが、三笠市も砂川市と同じく、この再編計画の白紙撤回を求めて反対していました。

三笠市の反対運動は早く、昨年9月には市の人口の6割にあたる反対署名を集めていました。また、砂川市も砂川警察署管内の上砂川町、奈井江町、浦臼町と共に、住民の7~8割にあたる統合反対の署名を昨年11月20日には道警本部に提出しています。

そのような中で、三笠市は岩見沢署に「統合はやむを得ない」と受け入れる方針を決め、統合後も現在の警察機能を維持することなどを求める要請書を4月25日、道警本部に提出したそうです。

三笠市の広報(警察統合)

少し、三笠市の動きを知りたいとHPの検索をさせていただきました。上の写真は「広報みかさ 4月号」に掲載された、これまでの経過を市民に伝える内容です。この時点で「統合やむなし」の言葉が見られます。

<警察署再編計画によると>

北海道警察の「警察署の機能強化に向けた再編整備計画」によると、統合の実施時期として

  • 夕張署(栗山署)、三笠署(岩見沢署)、沼田署(深川署)の3組6署は平成29年4月の統合を目指して準備を進めます。
  • 砂川署(滝川署)、美深署(名寄署)の2組4署は本署の受け入れ体制が施設的に十分とは言えないため、統合に当たって、必要な整備の検討を進め、4~5年先又はそれ以降のできるだけ早い時期の統合を目指します。

とあって、三笠市の場合、『この問題に対する方針を示すべき時期が近づいてきたと考え(広報より引用)』た結果、今回の新聞記事のような状況になったのだと思います。