議会だより第70号(平成24年9月議会)

9月定例議会は、9月10日から12日までの3日間開催され、一般質問は私を含め、わずか5人。今議会の傍聴者数ですが、1日目5名、2日目5名、3日目2名の延べ人数で12名。相変わらず寂しい議会です。

職員旅費、宿泊料は定額支給

9月議会で、私は市職員が出張する時に支給される「出張旅費」について質問しました。

級区分   日当   宿泊料  
    道内 道外 道内 道外
1級 特別職・医療職(一)
4・5級の職員及び教育長

2,300

2,700

11,700

13,900
2級 上記以外の職員 2,000 2,400 10,400 12,200

上の表は「砂川市職員の旅費に関する条例」から引用したものです。ご覧のように日当・宿泊料とも定額制となっています。
答弁によりますと「日当」とは昼食代や現地での交通費だそうで、宿泊料とともに『領収書は不用で、金額を戻すことはない』と答えています。
例えば、ホテル代などは最近、各種割引サービスが行われることも多く、定額より安く泊まれる場合もあるでしょう。逆に、出張場所によっては高くなる場合もあると思いますが、職員の出張は公金を使って行うものですから「領収書は必要なく、金額を戻すこともない」は腑に落ちません。私は実費で精算すべきだと話しました。

<9月議会で審議された内容>
企業振興促進条例の一部改正
今までより、企業に対する助成金を大幅に増やして企業誘致や企業の活性化を促進するものです。例えば工場など投資額が10億円だと1億5千万円の助成になります。

戸籍の電算化(コンピューター化)
砂川市の戸籍は来年10月(予定)から電算化されます。中空知5市5町が共同で実施し、滝川市が中心となり他の市町は滝川市に経費を払い運営します。
※折角の電算化なので、「街なか」に証明書自動交付機を設置し土曜、日曜も利用できるようにしたり、現在は午後5時15分に窓口業務が終了してしまうが、せめて繁忙期だけでも時間延長できないかと話しました。

<私の一般質問より>
【宮川団地の現地建替え中止について】
宮川団地は、昭和46年から50年に建設され約40年が経過している公営住宅です。平成18年度に策定された計画では、平成26年度から5年間で74戸建替えが行われる予定でした。今ある高齢者専用住宅の「豊栄団地(26戸)」も一緒になるはずだったのです。
しかし、今年3月に策定された「砂川市公営住宅等長寿命化計画」において、宮川団地の建替えが中止されました。その理由と現在、入居している住民の移転方法を聞きました。
(答弁)
人口減少社会を見据え、公営住宅の適正な管理戸数を検討した結果。入居者への対応としては、希望の移転先が空いた時点で、できるだけ優先的に入居していただく。
(私の考え)
今回募集停止になった2つの公営住宅は高齢者が多く住んでいます。特に、移転については対応が難しく、15年間で151戸をゼロにする過程で、団地内で必要な修理を行いながら、残った入居者の集約化を図りコミュニティーが壊れないような対応が必要です。
最終的には『小黒議員が話すようにする』と答弁しました。

【超高齢社会への住宅施策について】
今後、砂川市では高齢化率が40%を超え、平成22年度国勢調査によると、高齢者の単身世帯が1、233世帯あります。その内、持ち家の方が730人になります。
高齢夫婦のみや単身で一戸建てに住む方々から『子育てが終わった家が広すぎて。除雪するのも、もう限界。しかし、住み慣れた砂川には居たいが、どうすれば良いのだろう。』と尋ねられることが多くなってきました。
(私の考え)
高齢者の住み替え住居は年収によっていろいろですが、収入が国民年金のみなど低所得の場合は困ります。これまで受け皿となっていた高齢者専用住宅の「豊栄団地(25戸)」、低家賃の「宮川団地(126戸)」が募集停止になってしまっているからです。
私は木造平屋建てのワンルームでよいので低家賃で入居できる「高齢者専用福祉住宅」を建設するべきだと話しました。

 

私からの一言
平成23年度の一般会計決算で、これまで2億円ほどで推移してきた総収入と支出の剰余金が4億円になりました。
財政調整基金など、自由に使える基金も18億円を超え、財政指標もかなり良くなっています。
善岡市長には、財政の健全化だけではなく、人口の減少に歯止めをかけ、砂川市の活性化を促がす施策にも力を入れてほしいと望みます。
建替えが中止になった「宮川団地」は約14~5億円の公共事業でもありました。