市議会だより第72号(平成25年3月議会)

3月定例議会は、3月11日から21日までの11日間開催されました。一般質問は私を含め、5人。今議会には、11日間で合計17名の傍聴がありました。12日が一番多く、10名でしたが、この日は市長の市政執行方針や一般質問があった日です。

国民健康保険会計は危機的状況!

平成25年度「国民健康保険特別会計」は、これまであった6,500万円の基金を使い果たし、さらに翌年度の財源(カラ財源1億円)を収入として繰り入れて作られました。
これは平成19年度に国保料(税)が大幅に増税された時と似た状況になっています。
砂川市は国保会計の健全化を目指し、「医療費の削減」に努力するため

★ 国保加入者の40~74歳を対象に行っている「特定健康診査」の受診率(現在35%)を上げるため、特定健診にかかる自己負担を「1,500円から1,000円」に引下げる。

★ 65歳以上のインフルエンザ予防接種の負担分を「1,900円から1,000円」に引き下げる。

★ 保健師による保健指導はこれまでも十分行われてきたが、さらに強化する。

など、市民の皆さんが健康で病院になるべくかからないよう力を入れていきます。
※砂川市は生活習慣病の比率が全国・全道に比べ高い傾向にありますので、自分のためにも、国保税の値上げを止めるためにも、日頃の健康管理をしっかりいたしましょう!

<平成25年度の一般会計予算より>

★ 町内会が管理する「防犯灯」のLED化は5月から工事発注。・・・6,840万円

★ 総合体育館の耐震化工事は10月から2年の継続で行う。・・・5億4,214万円
(工事に伴う休館は、ほぼ一年間になります。)

★ 地域公共交通の実証実験を今年2回実施する。・・・1,045万円

★ 町内会の会員数や事業に対する補助金を支給。・・・335万円

★ 東町、宮川中央団地の屋根・外壁改善などの工事費。・・・1億6,411万円

★ 高齢者見守り活動の手引きや企業の支え合いネットステッカー作成費・・・180万円

★ 市道の改良舗装など16本。・・・4億522万円

★ 公営住宅建設は最後の石山団地2棟14戸建設費など・・・1億8千万円

★ 防災用備蓄品(食料品、毛布、アルミマットなど)2千人分購入費・・・625万円

★ 中央小、豊沼小、北光小の児童用の机・イスの購入費・・・1,260万円

★ 図書館の空調設備改修工事費・・・2,580万円

<私の一般質問より>


【介護施設の充実について】


砂川市では、要介護になる可能性が高くなる75歳以上の人口比率が増加しています。また、人口シミュレーションを見ても、砂川市において、いわゆる65歳以上の高齢者人口は2020年をピークに減少に転じますが、80歳以上の人口は2035年には約3,000人となり、約1,000人以上も増えると推計されています。
施設サービスの充実は、対象者が増えたからといってすぐにできることではなく、現状の把握、長い期間での推計、ニーズの的確な把握など周到な準備が必要です。
今回は介護施設充実を妨げる問題点を整理し、解決への道筋を探るため質問をしました。

<「総量規制」について
施設サービスには一定の定員数が定められていて、それを超える施設の増床は認められないとされる「総量規制」がありますが、その現状を聞きました。
答弁では『平成22年に規制の一部が撤廃されたため、これまでのような状況ではない。』つまり、介護施設を増床しようと思えば、できるようになっているそうです。

<介護施設の待機者数について


特別養護老人ホーム「福寿園」の入所については市内41名、市外17名が待機しています。また、老人保健施設「みやかわ」でも市内7名、市外4名の方が入所を待っています。

 

待機場所 人数
在宅 19名
病院 8名
老人保健施設 11名
ケアハウス 2名
グループホーム 1名

 

<増床による介護保険料について


仮に福寿園の定員を50床増やしたとすると、介護保険料(基準額)はいくら高くなるのか聞きました。
(答え)
現在、基準額は4,400円/月ですが、400円弱高くなるとの試算が公表されました。
※介護保険料は年間所得によって9段階に分かれていますが、基準額とは6段階の方を指します。保険料は基準額の0.5~1.5倍の間で所得に応じ変わります。

 

私からの一言


本来であれば病院を退院後、自宅に帰るためにリハビリなどを行う老人保健施設「みやかわ」でも、在所が長期化していますし、現在でも11名の方が福寿園への入所を待っています。
さらに、介護療養型医療施設は市内には無く、今後の新設も認められない為、対象者は周辺市町の施設に入所せざるを得ません。また、公共交通の不便さは家族の負担をさらに重くしているのです。
砂川市では高齢者が地域で安心して暮せる施策を始めました。それはもちろん、とても大切なことですが、病気になったり介護が必要になったりした時の「介護施設」のことも同時に考え、中長期的な計画をしっかり立てなければならないと思います。