議会だより 36号(2004年3月議会)
平成16年度3月定例議会は8日から19日まで開催され、9人の議員が一般質問を行いました。
【学童保育が始まる】
4月より「子育て支援」で望まれていた「学童保育」が総合福祉センターと空知太小学校の2ヵ所で開かれます。これで、土曜日や夏・冬休みの保育が可能になりました。通年の利用料は福祉センターが1万円/月(小学校へタクシーでの迎えによる交通費含む)、空知太小学校では4千円/月となっています。特に空小では地域ボランティアの協力により、こんなに低額の利用料が実現しました。行政と市民との協働による小学校区ごとの学童保育実現に向けて、良い先例になることを期待しています。
なお、私の質問に対して、市は他の学校区においても、一定の基準を満たせば、一定の助成のもとで学童保育の増設を約束しています。
【駅東部開発で工事着手】
いよいよ駅東部開発の地域交流センターと自由通路の工事が着手されます。3年間の全体事業費は約24億8千万円で、国の補助は3分の1の約8億3千万円です。又、借金は約15億円ですが、有利な過疎債が適用され(70%が交付税に算入されます)、3年間の据え置き後、毎年約4千万円づつの返済が予定されています。
確かに、この時期4千万円が軽い金額だとは思いません。しかし、永年の砂川市の課題で多くの市民の要望でもあった「駅東部開発」です。
また、開発に伴う「まちなか居住(市営住宅52戸)」や中心市街地の活性化、砂川市立病院建替えを現在地で行なうための「市民会館」「福寿園」の移設など、借金をして後世の負担を伴ったとしても、今やらなければならない事業として位置付ける以外にない。と、私は考えます。
だからこそ、この事業を成功させなければなりません。「文化・芸術・市民活動・子育て支援」の中心施設として、又、駅東部開発が上砂川・歌志内の人達にも利便性を生む広域的貢献など、前向きな事業に投資をするのだと、皆がはっきり自覚することが肝心だと思います。
同時に、北海灌漑溝の工事も着手されます。気になる工事車輌は主に南1丁目線が使用されます。
【厳しい一般会計予算】
平成16年度の一般会計は約121億円となっています。国が地方交付税を大幅に削減し、さらに三位一体改革による補助金の見直しで、多額な財源不足となり7億円の基金(貯金)を取り崩した厳しい予算編成になっています。
★地域交流センター、自由通路建設工事…約4億3.700万円(18年度まで継続事業)
★保育所、南地区コミュニティーセンター建設費…約4億5.600万円
★生活保護費…約4億6.600万円
★道路新設改良事業費…約4億200万円
★(仮称)中心市街団地建設工事…約1億200万円(18年度まで継続事業)
★ごみ収集処理に要する経費…1億1.800万円
★教育費…3億5.800万円
★公債費(借金の元利償還金)…26億2.400万円
などなど大きな金額のものを書きましたが、国の三位一体改革が地方への財源移譲が不十分なまま来年度も進められると、取り崩す「貯金」も無くなってしまう可能性が出てきます。
【私の一般質問より】
今、砂川市立病院はいろいろな事業展開をしています。また、全面改築についても方向を出し、進展して行く状況にあります。具体的には「病院機能評価の受審」などに現れています。
機能評価は昨年2月に申込みをして、今年の2月4日から6日まで、820項目について7人の専門員が施設整備やソフト面について審査をしたそうです。この機能評価を受ける事で直接、経済効果が出るものではないが、外に向かって砂川市立病院が一定レベルにある事を周知できるメリットがある。とのことです。
市立病院の改築が打出された今、「病院」「医業経営コンサルタント(マネジメント・コンサル)」「設計事務所(プランニング・コンサル)」との連携による「計画の推進組織体」の構築が必要だと思います。
砂川市の最も大切な部分である「医療」、砂川市の一大企業で、宝である「砂川市立病院」を大切に育てなければならないと思います。合併であろうと単独であろうと「医療の砂川」は不動なのです。そんな思いで一時間の質問を終了しました。
| 私からの一言 4市2町で作られている合併協議会で、なかなか本音の話し合いができません。6月末までの予定で新しい街がどのように活性化できるのかが書かれる「新市建設計画(素案)」が策定される予定です。 砂川市にとって、病院がどうなるのか最大の関心事であるのですが、具体的にどこまで詰められるのか微妙なところです。 協議会や小委員会で多く発言をしています。今後の砂川市にとって最重要課題です。関心を高く持って下さい。 |