議会だより 37号(2004年6月議会)

平成16年度6月定例議会は14日から17日まで開催され、8人の議員が一般質問を行いました。6月議会は傍聴する人も少なく、最も多い日でも6人にとどまりました。議会への関心がもう少し高くなってくれれば良いと思います。

【保育所建設が決まる】

古くなった東、南保育所を統合し、新しい保育所を南地区コミュニティーセンターと併設して建設する予定でしたが、国の補助金が採択されず、気をもんでいました。建設時期が2年となりますが、平成17年に完成する事が決定しました。
建設は平成16年に7割、平成17年に3割で2年の継続事業となります。市内の公共事業が大幅に減少し、なかなか景気の回復が見られない砂川では個人住宅の建築も減少するばかりです。そんな中、関連する業界には朗報となりました。
なお、「子育て支援センター」も併設される事になっていて、学童保育に続き、子育て中の保護者には期待が広がるニュースです。

【福寿園の建替えが話題に】

市立病院の建替えのためと福寿園の老朽化が進んでいるため、建替えの「諮問案」が提案されました。
これまで4人部屋主体でしたが、個人の自立した日常生活と質の高いサービスを提供するため、新しい福寿園は「個室・ユニットケア(小規模生活単位型)」となります。又、建設場所は駅東部開発が予定されている三砂地区が提案されました。これからの管理運営は市の直営から社会福祉法人に移管されます。

(私の総括質疑)

(質)改築後の福寿園は現在の4人部屋から個室となり、これまでの基本料、食事負担に加えて「居住費」が加わり、低所得者が入れなくなるのではないか?

(答)居住費(ホテルコスト)は3万円/月を予定している。確かに今より自己負担金は高くなるが、市民税の非課税世帯に属し、老齢福祉年金以下の人や生活保護法に規定する保護基準に満たないこととなってしまう人など、低所得者に対して介護費・食事サービス費・ホテルコストの合計額の2分の1が減免になる制度が適用になる。ただし、厚生労働省の通知により生活保護を受けている人は転所等の指導を行う事とされており、その場合は家族などと相談し誠意ある対応をしたいと考えている。
私の一般質問より
最近の私の一般質問は「市立病院の改築(建替え)」が多くなっています。3期目立候補の公約でもあるし、砂川市にとって最も大切な問題だと考えているからです。

(答弁の概要)

・ 市立病院の建替えの時期は最短でのスケジュール(平成20年に新市立病院が開院する)は困難である。
・合併によって病院規模の変動も出てくる。
・市長答弁として、市立病院改築へのスケジュールが大幅に遅れている事を陳謝します。
・ 現在、4市2町の首長間で病院の場所をどうするのか、が話合われているため単独での「病院建替え」の動きが中断している。
・ 産婦人科医の集約については、これまで2名の産婦人科医だったが、4月からは3名体制になっているし、秋には4人体制になる予定である。
・がんの拠点病院については、市立病院になるように申し入れを行っている。

(私の質問と意見)

・ 砂川市立病院は昭和57年に中空知地域のセンター病院の指定を滝川市と壮絶な戦いの末に勝ち取ったものである。
・ 砂川市の医療が注目されているのは偶然ではなく、これまでの努力によって成り立っている事を再度、確認しなければならない。
・ 砂川市立病院のセンター化は、中空知地域に限っているのではなく、美唄市や岩見沢市も含めた広域的役割であり、現在地周辺が最適な位置である。
・ 交通の利便性、砂川市の中心市街の活性化(空洞化を防ぐため)のためには、現在地周辺での病院建替えは不可欠の要素である。

このような事を指摘しながら質問を行ったのですが、市長が言う『総務省に単独での病院建替えを要望しに行くと、今は、単独ではなく、広域か合併を考え、病院事業の健全化を考えなければ話にならない。と言われる』との答弁も重い内容だと思います。

これからが砂川市の「街づくり」の正念場だと思います。住民投票も視野に入れる必要の中で、合併の是非を問える「新市の建設計画」を作り上げなければならないと私は思っています。

【私からの一言】 議会の「合併問題調査特別委員会」の委員長として、合併協議会に出席しています。合併の話合いは大幅に遅れていて、皆さんにお示しするまでの資料にはなっていない現状です。
今後、新市での病院問題など重要な案件が出てくる事が予想されます。砂川市の命運をかけた話合いにもなります。
どうぞ皆様も関心を高く持って状況の推移を見ていてほしいと思います。最後は住民投票の必要性を私は考えています。