議会だより 38号(2004年9月議会)

平成16年度9月定例議会は13日から16日まで開催され、9人の議員が一般質問を行いました。9月議会の傍聴は、13日・1名、14日・6名、15日・5名、16日・2名の合計14名でした。最近の議会は傍聴が少なくなっています。

9月議会の報告

・ 市町村合併問題住民説明会および団体説明会は8月18日から9月1日まで行われ、住民説明会には519人、団体説明会は46人が参加しました。

・人事院勧告に基づいた市職員の「寒冷地手当」の削減についてです。平成16年度は一律3万円が削減され、その後、平成20年度まで削減が続きます。概算ですが、平成20年度の最終の影響額は、市長部局で約1900万円、病院関係で約3400万円の削減となるようです。

<平成16年度一般会計補正予算について>

・ まちづくり総合支援事業からまちづくり交付金に変更されたこと(補助率が良くなります)により、「地域交流センター・自由通路建設工事」が約3億円減額となっています。これは、補助金の変更で工期が変更となり、後年度に工事がずれた結果です。

・ 市営住宅建設事業が約1700万円減額となりましたが、平成16年から18年度の継続事業で、駅東部に建設される「中心市街団地建設工事(52戸)」で当初予算より総計で約1億6800万円が少なくてすむのが原因です。
確かに、当初計画事業費より多額の削減でよいのですが、計画段階での事業費と大幅に違った点については陳謝がありました。

<病院事業補正予算>

自主資金の1億5千万円で診断用、診療用の機器の購入が行われます。現状のものが古くなった更新もありますが、産婦人科の医師集約に伴う周産期医療の拡充に必要なエコー。あるいは、ガン拠点病院指定に向けての対策です。この他に当初予算で、ICUモニタリングシステムや超伝導MRIなど高額な医療機器が導入されます。
ますます、砂川市立病院は地域の「中核病院」としての位置付けが強くなっているようです。

私の一般質問より

今回も「市立病院の改築について」聞いています。私の3期目の最大の目標は「市立病院を砂川市の最大の企業と見立て、老朽化と狭隘になった病院を地域のセンター病院・中核病院としてふさわしい病院に建て替えること」です。毎回取り上げて質問をしています。

<質問と答弁>

(質)単独で病院改築するにあたって、その方向性と考え方について。
(答)合併協議会が解散し、病院改築は単独で余儀なくされている。また、改築の時期は、国や道との調整が整ってからである。

(質)どこまで改築計画は具体的、現実的に進んでいるのか。
(答)病院改築準備課で進めているが、財政計画に着手し、質の高い医療を目指し、何を付加し、何を削るのかなどの検討をしている。

(質)「第5期総合計画実施3ヵ年計画」によれば、市立病院改築事業として平成16年、17年と予算執行が予定されていますが、その方向性について。
(答)希望的な思いと裏腹に、計画内容を変更せざるを得ない。計画では平成16年度は基本計画に約1億円、平成17年度には実施設計として約2億3千万円の予定をしていた。

<私の意見>

私は、2回目の質問で、市長が本気で「単独での病院改築」を考えているのかを中心に聞きました。それは、合併がダメになった時、単独で行うと宣言をしたものの、改築資金を貸してくれる総務省は「中空知で病院を改築するのであれば、広域や合併を考え、過剰な病床数を全体で見直せ」と言っている、と理事者が話をしているのが理由です。

また、本気で病院改築を考えるのであれば、なぜ、実施3ヵ年計画の内容を変更するのでしょうか。私は、病院改築の根拠となる、返済計画や地域医療に貢献できる中核病院のあり方、病院経営の健全化などを専門のコンサルタントを使ってでも作るべきで、そのためには、まず予算を計上して「基本構想」を立ち上げるべきだと主張しました。

市民も協力する「病院債の発行(市民に債券を購入してもらう)」なども真剣に検討し、市民全体が希望する「病院改築」の思いで総務省にあたってほしいと思います。

私からの一言  滝川市の離脱により合併協議会は解散しました。市長は「当分の間は自立で行く」と言っています。しかし、財政状況は厳しく平成21年以降は赤字に転落します。市立病院の建て替えについても、総務省は単独では建設資金をなかなか貸してくれない状況です。
お金がある時なら、誰でも行政運営はできます。これからが知恵の出しどころで、何としても病院は新しくしたいですネ。