天皇陛下の言葉
昨日、午後3時から天皇陛下が「象徴としてのお務めについて」というビデオによる言葉が放映されました。私はライブでは見れませんでしたが、ネットで夜に聞きました。「天皇陛下の言葉全文」をリンクします。
ビデオの中には直接的に生前退位の言葉はありませんが、高齢による体力のこと、戦後70年という節目が過ぎ2年後には天皇即位30年を迎える節目のことなどを通じ、国民の理解を求めています。
私はもちろん天皇陛下の人となりを知る由もありませんが、被災地への訪問などで、天皇、皇后両陛下に言葉を掛けられる人々の表情を見る時、凄い人なのだろうと想像します。
言葉にもあるよう、戦後の天皇は象徴であって、憲法の下(もと)、国政に関する権能を有していませんが、国事行為を始めとする公務はかなりハードであるのだろうと思います。
報道では生前退位の課題がたくさんあることに触れています。以下まとめると
- 1979年制定の元号法は、「元号は皇位の継承があった場合に限り改める」と一世一元制を規定しており、生前退位が実現すれば新元号を決めることになる。
- 皇室典範には退位についての規定がないため、退位後の天皇の呼称や役割についても新たに法整備をする必要がある。
- 典範は皇太子を「皇嗣(皇位継承順位1位の者)たる皇子(天皇の男子)」と規定しており、生前退位が実現すれば皇太子が不在になる。
- 退位後の住居をどうするかも課題となる。
など、実現には長い時間がかかるのでこのタイミングだったのかもしれません。時代が変わるのでしょう。