北海道の地域医療構想

北海道は2025年時点で必要な病院ベッド(病床)数を8月9日に決め、今後、病床削減に向けた具体的な検討を道内の2次医療圏に求めていくと報じられました。

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上の写真は記事とともに掲載されていた表ですが、中空知医療圏について21%削減するよう求められていることになります。

砂川市は市立病院を街づくりの「核」としていますので、2次医療圏の病床数のあり方は非常に気になるところです。

地域連携構想

上の資料は「北海道総合保健医療協議会 地域医療専門委員会」の協議の際、提出されている「各構想区域ごとの状況」に書かれている中空知のものです。これをエクセルで表にしてみました。

  2015.7.1許可病床数 2025年の病床推計

増 減

高度急性期病床 26 124 98
急性期 869 424 -445
回復期 123 435 312
慢性期 1,006 626 -380
合計 2,043 1,609 -434

今後、5市5町の中空知2次医療圏に関して、大きな病床の変化があることが分かります。

特に、高度急性期病床を現在持っているのは砂川市立病院の26床のみです。6年後には98床の増が求められていますが、砂川市立病院が担うことになるのではないかと思います。

さらに、急性期病床を445床削減し、回復期を312床増やすということは急性期病床のみの滝川市立病院がどう変化するべきなのかを示しているように思われます。

また、慢性期病床を434床削減することは、在宅医療が大前提として構想が策定されていると考えます。

その医療構想にも書かれているのですが、2次医療圏における地域完結型の医療提供体制を目指すには

  • 医療従事者の確保
  • 在宅医療提供体制の推進
  • 通院手段の確保

が将来の目指す姿であって、それぞれが難しい課題のように私には思われます。