議会だより 40号(2005年3月議会)

平成17年度3月定例議会は7日から18日まで開催されました。平成17年度の一般会計予算など、一年間の砂川市の方向性を審議する大切な議会です。傍聴者が多いと、活気付く議会なのですが、毎日1~2名の寂しさでした。

進出企業助成案に反対

旧スキー場跡地に進出予定の養豚業の「上原ファーム」について、旧スキー場ロッジの無償貸与と企業振興条例に基づく助成議案に対して、私は反対をしました。私の所属する「無所属の会」全員が行動を共にしています。

久し振りの企業進出ですから、喜ばしいことですが、企業が養豚業と言うことで、「臭い対策」「汚水処理」「交通安全対策」「糞尿処理方法」など不安な点もあります。しかし、本年4月から工事着工予定であるにもかかわらず、議案に示された資料は、施設の建設予定地、建物面積を表示しただけの「施設平面図」、一面から見ただけの「施設立面図」のみで、あまりにも不十分でした。

旧スキー場の近隣住民には、これまで3回ほど市が訪問をしていますが、事業計画や交通安全対策は示されていません。また、進出予定地は第一種低層住宅専用地域(吉野地区)にも近く、周辺住民への情報提供や説明を求める声がありますが、説明会等は開催されていません。

今回提案された助成議案は、今後(例えば6月議会)、詳しい事業計画や近隣及び周辺住民への情報提供や説明責任を果たしてからでも、進出企業に不利益にはならないと判断し、今回の提案に反対しました。採決の結果は反対4人、賛成13人で可決されました。

〈平成17年度予算の概要〉

人件費の削減など行政改革で、最小限の貯金の取り崩しで予算編成ができた
砂川駅周辺まちづくり事業(駅東部開発)に11億6千万円
学童保育事業に958万円、保育所・南地区コミセン建設に約8千万円
駅東部に52戸の公営住宅建設(H16~18)に5,500万円
敬老助成券(71歳以上)1,500万円など高齢者対策予算
延長、一時、乳児保育や障害者に対する補助事業
子育て支援センターが南地区コミセンにできます
商工会議所、観光協会、消費者協会補助など

全体の予算は112億6千万円で16年度と比較すると約8億4千万円(6.9%)の減額となっています。

【私の一般質問から】

<市立病院の建替えについて>

議会の直前に小熊院長、菊谷市長が市立病院建替えについて「平成22年の新病院開院を目指す」と、新聞報道されました。基本設計は平成18年度に行う予定も公表されました。普通の事業の場合、当然、基本設計の前に基本構想をしっかり立てるもので、今年度の一般会計や病院会計の予算を見ても「病院建替え」に対する項目が見当たりません。

私を含めて3人の議員が市立病院建替えについて一般質問を行いました。病院や行政内部でしっかり構想が固まっていなかったのか、返済計画など統一した答弁が得られず、不安な材料を残しました。質問の最終者であった私は、確認の意味も含めて聞きました。

(質問)
平成17年度の予算に基本構想作成の予算が計上されていないが、いつ作成され、いつ公表されるのか。

(答弁)
病院の「改築準備課」を中心に、内部で作成したい。構想は9月議会に示す予定である。

私は、基本構想段階が一番大切だと思っています。医者、看護師、検査、調剤、事務とこれまで何十年も積み重ねてきた組織・機構を内部から変革することができるのでしょうか。そう簡単ではないと思います。病院の建物が新しくなるまでに、組織・機構が今後の病院経営に対応できるように変わらなければなりません。外部からの目が必要だと思い、予算化を聞いたのですが・・・。しかし、市長がはっきりと『9月議会には「基本構想」を示す』と答弁したのは前進です。議会も特別委員会を設置する必要があります。病院、行政、議会、そして市民が「病院の建替え」に向かう時です。

(質問)
市民参加の病院改築をアピールするために「住民参加型ミニ市場公募債」の発行は

(答弁)
助役は、短期資金となるので病院機器の購入などに積極的に検討する、と答えました。

私からの一言

この3月議会の直前にインフルエンザから肺炎になり、大変なスタートでした。その上、会期中の9日に義父が亡くなり、その日が私の一般質問でした。迷いましたが、質問を行いました。                           

私が議員になって、一度も欠かした事がない一般質問を、3期市議を務めた義父も喜んでくれたと思います。

3期目前半は、総務文教委員長でした。後半の2年間は建設経済委員で、議会運営委員会の委員長です。責任の思いポストですが、頑張ります。