議会だより 第49号 (2007年6月議会)

統一地方選挙後、最初の6月定例議会は6月11日から15日まで開催され、一般質問は8人の議員が行いました。 

もちろん、私はこれまで一度も欠かしたことがない49回目の一般質問を行いました。また、総括質疑や委員会質問などもいつもの通り行っています。聞かなければならないことはたくさんあるのです。

6月定例議会の報告

<一般会計補正予算の総括質疑より>

基金残高は財政調整基金など6億2千万円ほど残っているようで、私の試算より若干多めでした。しかし、このままでは平成21年には基金が底をつき、一般会計の収支が赤字になる可能性が大です。

土地開発公社の土地の買戻しについては、民間金融機関から借りている約12億円を返済するため、一般会計で1年間に6千万円ずつ20年間かけて健全化する計画です。

しかし、公社の土地は補償費やこれまでの利息分が上乗せされていて帳簿価格(簿価)はかなり高くなっています。たとえ一般会計で土地を持っても、そう簡単に販売できるとは思えません

本当に砂川市の財政は厳しいです。外から見れば市立病院の建替えや南1丁目線の拡幅工事など景気のいい話が聞こえてきますが、これからの事業にはまさに「選択と集中」が肝心で、議会でも十分議論をして進んでいかなければならないと思います。

<6月議会で決まったこと>

☆国民健康保険税について

国の法律が改定されたため、国保税の限度額が引き上げられました。これまでは53万円だったのが56万円になります。最近では国の基準通りにしなければ交付金を減額されます。今回の改正により限度額の56万円になるのは、一般被保険者で76世帯、退職被保険者で14世帯になります。

☆子ども通園センターができます

現在、母子通園センターが入っている建物が老朽化し、統合して空き施設になった「旧西保育所」を補修して子ども通園センターが設置されます。今回の条例は施設設置のための制定でした。これまでの母子通園センターと同じ役割となります。

☆南吉野団地の建設が始まります

まず、2棟24戸を2年間で建設します。総事業費は3億7,880万円になります。


私の一般質問より

<病院建替えが与える地域経済の活性化について>

私は、病院事業には民間でやれる事業がたくさんあり、今後の地元企業へのビジネスチャンスとして、行政が民間に発信してほしい事と、砂川市内に事業所がない市外の委託業者についての対応を話しながら活性化への考え方を聞きました。

(答弁)

病院の建替え事業は砂川市経済の活性化の核である。また、3点で経済的波及効果があると考える。

①病院への来院者や職員を「集客」と捉える。
②改築に伴う工事関連から発生する効果。
③病院経営により発生する業務や物品等の発注から生まれる効果。

この経済的効果を生かすには、地元の商工業界の優れた技術・商品を適正な価格で提供する企業努力に加え、自ら汗を流す前向きな営業活動が必要である。

また、官民との協働体制については、本来、企業の営利に繋がる情報収集は、企業自身の自助努力により得るものであるが、地元企業が競争の原理を理解したうえで、初期段階では力を合わせることも戦略の一つである。

市としては、商工会議所や市内の経済団体に対し、市立病院の建替えを市内経済の活性化に生かすため、情報収集など積極的な行動の喚起を促がしたいと考えている。

<南1丁目線(ガード)の道路整備について>

(答弁)

砂川市が独自で整備を行う考えであり、9月議会に「調査・測量」の事業費を予算計上する予定で、その結果を得て平成20年度中に議会に諮問したいと考えている。

(私の考え方)

市長は答弁の中で、『南1丁目線の事業を行えば他の建設事業はできない』と言っています。話を聞けば事業費が30億円以上にもなるようですし、完成まで10年もかかるとも言われている大事業ですから、少なくとも地質調査など事業効果を把握した上で判断したいと思います。

私の調査によれば、消防署から地域交流センター「ゆう」まで消防車が向かったとして、南1丁目線のガードを通る場合と他の路線を使う場合とは10秒の違いしかないことが分かりました。

私からの一言

議員定数が14名になった影響が大きいです。常任委員会も3つから2つになり、一般質問のできない事柄も増えました。これからは議会が一体となって行政へのチェック機能を発揮しなければなりません。

第3セクターの問題や行財政改革などに対し、議員同士の議論も深め市民から身近な議会になるよう努力します。