新庁舎の配置イメージ図と建設概算事業費

昨日、午後6時から開かれた「砂川市庁舎建設検討審議会」を傍聴して来ましたが、その時いただいた資料で配置図のイメージと概算事業費を紹介します。原本はA3版です。その内、市のHPにも資料としてUPされると思いますが、ちょっと早いUPです。

〈候補地① 現庁舎敷地〉

こうほち1

現庁舎周辺に7階建てと1階建ての新庁舎。建設事業費は35億~38億円

〈候補地② 公民館駐車場〉

こうほち2

公民館の駐車場の緑地部分に5階建てで総事業費は36億~39億円

〈候補地⑥ パーラーグランド周辺〉

こうほち6

候補地③中央小跡地、④北高跡地、⑤駅東部が外されたため候補地⑥になります。こちらは8階建ての建物と立体駐車場153台分も含まれて事業費は42億~46億円

〈候補地⑦ 駅前地域〉

こうほち7

5階建ての建物と橋上駅が含まれて事業費は51億~57億円

〈候補地⑧ 市役所周辺〉

こうほち8

こども通園センターと総合福祉センターを壊して3階と2階建ての建物で事業費は39億~43億円

〈候補地⑨ JR社宅跡地〉

こうほち9

4階建てで事業費は41億~45億円になります。

以上、大建設計の人がこの部分だけでも40分かけてプロジェクターを使い説明した後に質問・意見となりました。たとえ、事前に資料は配られていても、これほどの大きな建物の配置、事業費について議論するのは相当難しいと思います。

本当は、この日でいくつかの候補地は外す予定だったと思いますが、意見も核心的には触れられず、昨日の段階では次回以降になっています。

ここまでの議論を聞いて私が心配するのは、今回提出された配置図や事業費はあくまでも最初の段階であり、例えば②の公民館駐車場でも駐車場全体や緑地を全部使って建てた場合。あるいは⑥のパーラーグランドで国道沿いの20台の駐車場も建物敷地にして8階を抑えたり、4層5段の立体駐車場を止めた場合はどうなのかなどなど、話し合うことは山ほどあると思います。

〈防災拠点としての新庁舎の位置づけ〉

昨晩の事務方の説明ではっきりしたのは、新庁舎についての水害対策は「庁舎は避難所ではない」とのことです。

石狩川や空知川の大きな河川が氾濫した時は、上流の状況が数時間前から分かるので、車、人の避難を行い、災害対策本部は総合体育館に設置するとはっきりと話しています。

つまり、大洪水の時は新庁舎は水が引くまでは機能を停止するのと同じ意味として私は理解しました。

〈まだまだ、構想の段階ですが・・・〉

何だか時間が無いような状況で審議会は進められているような気がします。しかし、決して時間が無いのではなく、誰かが作ったスケジュールに縛られているようです。

砂川市にとってしばらくは無いであろう公共施設の大型公共事業です。地元建設業界を意識しなくてもよいのか。また、財政的な制約は砂川市から発信しなくてもよいのか。いろいろ気になることがあります。

(例えば、岩手県紫波町は総事業費21億6,884万円で新庁舎建設)

砂川市の新庁舎建設が話題になってから、ずーと気になっている町があります。人口33,501人の岩手県紫波町です。こちらも新庁舎を建て、平成27年5月に移転しています。

しはちょう新庁舎

木造3階建て床延べ面積6,650㎡です。砂川市の場合、延床面積は5,500㎡としていますので、それ以上の大きさです。

木造にすることで、国土交通省から約2億円ほどの補助金も入っているとの事。『市庁舎建設には補助金が付かない』が定説ですが、知恵を絞れば、ある所にはあるです。砂川の場合でも、国が力を入れている「地域包括ケアシステム」や「中心市街地のコンパクトシティー化」などに乗れば補助金の可能性もあると思います。

現に、市立病院建設の時も補助金なんか無いとのことでしたが、ある市職員の努力によって中心市街地活性化の補助金10億円を獲得した経過もあります。

しは市新庁舎平面図

上の写真は紫波町新庁舎の平面図ですが、ここで、200名ほどの町職員が日常勤務しているそうです。

まだまだ、話し合うこと山積していると思うのですが・・・。