お寺で箏の演奏

奈井江町の西本寺の本堂で毎年恒例になっている「てらこん」に行ってきました。今年で31回目を迎えたコンサートです。

今日も手作りのケーキとコーヒーをいただきながら楽しいひと時を過ごしてきました。

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本日は誰でもご存知の宮城道雄氏のお弟子さんで、東京在住の「後藤すみ子さん」の箏の演奏です。

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今年86歳になられるという後藤すみ子さんですが、1954年(昭和29年)に東京芸術大学音楽学部を卒業された時は、戦後の洋楽崇拝、邦楽排斥の流れの中で邦楽での卒業は3人だったとのお話もうかがいました。

「てらこん」のプロフィールによりますと、1957年モスクワで行われた民族楽器コンクールで第1位金賞を受賞。帰国後に邦楽4人の会を結成し、東京に於ける71回の定期演奏会と278都市の地方公演を行ったそうです。

また、海外公演は1955年より35回、世界46ヵ国360余の公演を行い、日本の音楽を世界の人々に紹介し、理解と共感を与えて来られました。その熱き想いは本日の演奏でも感じられました。

特に、「手事(宮城道雄作)」という曲は、失礼ながら、お歳を感じさせない演奏で箏の素晴しさを実感。

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コンサートの最後は後藤すみ子さんのお弟子さん(てらこん主宰の藤堂さと子さん(左から2人目)も)と一緒に、後藤すみ子さん作曲による「さくらの主題による六つの変奏曲」でした。

素晴しい音楽を演奏家の息遣いも伝わる身近なところで聞くことが出来て、至福のひと時を過ごさせていただきました。